＊貴方の素顔を見せて＊ 忍足侑士 【短編】

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A今日夕方7時、あの公園で待ってるから。




家に入り、自分の部屋の扉を開けるなり、




侑士にL○NEを送る




……今はまだ5時か




時計をみてふぅっと息をする




A「………やっとだ」




やっと、やっとこの日に辿り着いた









自分の気持ちに気が付くまで、





私はいったい何年もの時間を過ごしただろうか




侑士、ごめんね




………ちゃんと、伝えに行くから。




A「服どうしよう…。」




割とボーイッシュな服しか持ってない私




服の入った棚を開けて撃沈する




A「女の子らしい服………あ！」




お母さんが居たわ！




と、思いついた直後に部屋を飛び出し、




母の居る台所へと向かう








ガラッ




A「っお母さん！！！！」




母「なんや」




A「……ちょっとワンピースレンタルできるか？」




母「………は？？」




A「ワンピース！！借りるで！！！」




母「あ、ちょっと！！！」




可愛らしい服なら、母が居たわ(笑)




と、母の言葉もまともに聴かず、




母の部屋へと足を運んだ

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