47 🐺目線 ページ47
サナ【はいA、隠すとこ隠して!】
『………🥺』
サナ【そんな顔してもダメ!
私だって毎日毎日、暇なわけじゃないんだからね!】
『そうだけど〜…』
そして今度は俺が戸惑う番
気になったから説明を求めたけど、
返ってきた説明が“毎日ここで薬を塗っていた”という話で
目の前にはいつものベストを脱いで
背中を出したA
確かに傷跡はあるし、なんなら結構酷いんだけど
俺としては異性の背中なわけで、
いつも俺達と一緒に頑張ってくれてる小さな背中なわけで、
BC「……………」
サナ【私としては任せられる人にしか任せないからね?
大切な妹だし…】
BC「でも、それなら…」
サナ【チャニならAの事任せられると思うんだけどなぁ…】
そう言った後、俺の耳元でコソッと
サナ【全てにおいて、ねㅋㅋ】
サナ【あ、もうこんな時間!早く戻らなきゃ、じゃあね!】
『ちょ、サナ!』
サナ【大丈夫、あとはチャニに頼みなさい
あ、今回の曲も良かったよ❤いつもありがとう^^】
…………………
なんて、嵐のように帰っていったサナヌナ
てか、今回の曲ってやっぱりTWICEのカムバか…
睡眠削って仕事して…
人のこと言えないけど、この子も大概だよな…
それをこんな小さな背中で背負って…
BC「よし、仕方ないからやるか…」
『…お願いします…』
いつもから想像できないくらい縮こまってるA
普段あんなに堂々としてんのに可愛い
…って、あれ?
やるかって言ったけど、
俺、この背中に触るのか?
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作者名:まこと | 作成日時:2023年3月19日 9時