40 🐿目線 ページ40
「いやあああああああぁぁぁぁ!!」
「ぎゃあああああぁぁぁぁ!!」
今朝はどこかの部屋から聞こえてきた叫び声で目が覚めた
休みの日はできるだけ布団から出たくないのに
無理矢理起こされたからか全然頭も働かない
目覚め最悪
HN「…何今の…」
無理矢理体を起こして部屋の外を覗けば
逃げるように走り去るジニとスンミナ
そしてそれを追うリノヒョン
HN「リノヒョン…、俺の分もアイツらやっといて…」
これでいいや、もう一眠りしよう
そう思ったのに
次のリノヒョンの一言で一気に目が覚めた
LK「A寝れたみたい」
最近会う度に顔色が悪かったA
宿舎で姿を見てないし、
きっとまともに寝てないんだろうなんてみんな分かってたけど
どうしたらいいのか分からなくて困ってた
やっと寝れたのか…
にしても、どうやってだ?
何日も寝てないから体が限界を迎えて
気を失うように寝たか?
まぁ、良くないけど寝れたならそれでもいいのか?
HN「Aはまだ寝てるの?」
LK「おー、チャニヒョンの部屋ですやすやと」
え?
チャニヒョンの部屋で?
何で?
LK「ヒョンの腕の中で安心して寝たみたい」
…腕の中…?
HN「そうなんだ…、」
Aって、チャニヒョンのこと
頼りにしてるのはわかってたし、懐いてるのもわかってた
でも、一緒に寝るんだ、しかも抱きしめられて?
女の子なのに?
…でも、Aのこと考えたら
辛そうな顔見るのより元気な顔見たいし、
流石に…変なことだけは無いだろ、無いよな?大丈夫だよね?
…宿舎ではやめてくれよ…
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作者名:まこと | 作成日時:2023年3月19日 9時