29 🐿目線 ページ29
宿舎はまるでお通夜状態
Aが帰ってきても騒げないとは思うけど、
みんなそれぞれ何を思ってるのか…
そんな時にガチャっとドアの開く音がして
SM「帰ってきた!?」
大慌で玄関に向かうメンバー達
俺も遅れて向かえば
HJ「ぅhy……」
ん?
今なんか前の方で叫び声がかき消された
あ、ジニがイエニに口塞がれてる
あれ、思いっきり手で覆われてて、息できてんのかね、
でも、ジニが叫びたくなったのも
それを押えたのも目の前の光景を見たらすぐに分かった
チャニヒョンに姫抱っこで抱かれたAの姿
BC「A寝ちゃって、誰か車のドアと鍵閉めてきて?」
CB「あ、あぁ、」
HN「寝てるの?」
BC「うん、帰りの車で寝るって寝たら起きなくて…」
それは起きなかったのか、起こせなかったのか
まぁ、どっちでもいいよ
今は寝れるだけ寝てればいい
そのままAの部屋に運んでベッドに寝かせる
俺達、Aが本当は女って知ってる側は
あまりAの部屋には行かないから知らなかったけど
HN「…この部屋…何も無いね…」
必要最低限の物
ベッド、机は用意された物だけど、
それ以外にものは置いてない
他のメンバーの部屋みたいにぬいぐるみとかも何も無い
生活感なんてどこにも無い部屋
マジで、コイツどこかに居なくなったりしないよな?
BC「ちょっと話があるんだ…」
声がかかったのは俺達プロデュース組
その段階でAのことだなって分かるし、
他のメンバーには
BC「明日、少し話そう」
そう言ってそれぞれの部屋に向かわせた
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作者名:まこと | 作成日時:2023年3月19日 9時