27 🦊目線 ページ27
その後も心ここに在らずで練習にならない
結局みんな落ち着かないまま長い時間を過ごした
いや、時間的には短かったのかもしれないけど
体感的には何時間にも感じた
IN「…お?ヒョン!」
鳴ったのは僕の携帯で
表示はチャニヒョンの名前
てことは、かけてきたのはAヒョン
『あ、イエナ?チャニヒョンいるかな?』
IN「うん、すぐ変わるね!」
本当は変わりたくなかったけど
やっぱりこういう時は仕方ないとも思う
すぐに電話を代わった
BC「A…、うん、うん、…うん、すぐ行くよ…」
会話までは聞こえないけど
めちゃくちゃ優しい声で話しかけるヒョン
こういうのが頼りになるところなのかな?
普段は5歳児だけど←
BC「俺、迎えに行ってくるから、先に宿舎に戻ってて…」
とりあえずAヒョンも帰って来るってとこに安心した
ヒョン達…特に3RACHAのヒョン達を見てたら
このままAヒョンがいなくなっちゃうんじゃないか
なんて思うくらいに見えたから…
でも、Aヒョンって最後に加入してきて
その加入の時に
『俺には入院中の双子のヒョンがいて、
その病院代を稼ぐために売れなきゃいけないんだ、』
なんて言ってたもんね
すごい印象的だったから覚えてるよ
でも、そのヒョンが今回…、
いや、まだ僕達ははっきり聞いたわけじゃないけど
ヒョン達の反応見てたらそうだよね?
それに、3RACHAでコソコソ話してるし…、
とにかくAヒョンが帰ってきたら
僕が“おかえり”って、受け止めてあげるんだから!
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作者名:まこと | 作成日時:2023年3月19日 9時