第2話『日常が壊れ始める時』 ページ4
ー数日後、妖魔城の竜姫の部屋にてー
ー視点無しー
竜姫「・・・このところ、朱雀が私の所に来ない。なにかがおかしい」
すると兵が入ってきた。
兵1「竜姫様!大変です!」
竜姫「どうしたんだ!?」
兵1「たった今受けた報告ですが・・・心して聞いて下さい」
竜姫「良かろう。話せ」
兵1「空天様が・・・妖魔王様を殺そうとしているとの情報が!」
竜姫「何だと!?朱夏には!?」
兵1「朱夏様にも話しました。今妖魔王様の所におります。空天も」
竜姫「解った。いいか?いざという時の為に、いつでも軍を動かせるようにしておけ!」
兵1「ははっ!」
そして竜姫は部屋を出た。
ー数分後、妖魔城の王間にてー
ー視点無しー
竜姫「父上!朱夏!」
妖魔王「竜姫、来たか」
朱夏「姉上!」
空天「竜姫様・・・」
竜姫「空天、話は兵から聞きました。父上を殺そうとしていると」
空天「それは何者かによる嘘なのです!信じて下さい!」
朱夏「空天・・・」
空天「朱夏様・・・」
妖魔王「・・・兵よ」
兵2「はっ!」
妖魔王「空天を・・・処刑せよ」
兵2「解りました!」
空天「そんな・・・妖魔王様!竜姫様!朱夏様ぁーー!」
そして空天は兵に外へと連れていかれた。
朱夏「うぅ…空天…」
竜姫「朱夏・・・」
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