第15話『ケータ達への対処』 ページ18
ー数十分後、竜奈の家の竜奈の部屋にてー
ー視点無しー
竜奈「フクロウ、奴らの事、どう思う?」
フクロウ「え、えっと・・・『姫』を探す邪魔になりそうな人間だな、と」
竜奈「そうだな。おそらく奴らは私が入れられたナツメ達のやってる妖怪探偵団に入れられる。朱雀探しが捗る一方、私達と敵対する1人になるだろう」
フクロウ「どうするのですか?」
竜奈「殺す・・・と言いたいところだが、過去の人間を殺してこの時代に変な影響が出るとめんどうだからな。ほうっておこう」
フクロウ「そうですね・・・」
竜奈「・・・(朱雀・・・御主は私を・・・覚えてくれているだろうか?朱雀・・・速く会いたい)」
すると扉を誰かがノックした。
竜奈「・・・名を名乗れ」
洞潔「竜姫様、私です、洞潔です」
竜奈「入れ」
そして洞潔が入って来た。
洞潔「失礼します、竜姫様」
竜奈「お前はちゃんとノックして入って来るんだな、酒呑童子はノックせず入って来たぞ」
洞潔「酒呑童子様がそんな御無礼を・・・大変失礼しました」
竜奈「別に気にしていない。それで?なにか用か?」
洞潔「はっ、今の貴女様と同年代だと思われる女の人間1人と男の人間2人が妖怪を連れ、此処に向かって来てました」
竜奈「(ナツメ達か、おそらく妖怪探偵団の仕事に呼びに来たのか)解った、そいつらは私の今の仲間だ。報告御苦労だったな。戻って良いぞ」
洞潔「ははっ!」
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