8人目の東大専科 【ドラゴン桜】

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ｰAsideｰ


桜木「綾部。すぐ行動に出る事はいい事だ。」



よっしゃ、褒められた！



桜木「行動の遅い奴はチャンスを逃す！特に天野、ぐちゃぐちゃ考えてないでやれ」



天野「は、はい！」




桜木「そして3つ目。朝学校に来る前と放課後に、水野からお題がいく」


岩崎「お題？なにそれ？」


桜木「そのうちわかる。な？」


水野「なるほど…」



どうやら、水野先生は何かを察した様子。



一体、お題って何だろう…？



まさか、数学の問題連発とか！？



図形の証明とか、訳分かんない計算とか、とくかくややこしい文字式とか！




でも、藤井に勝つ為なら…やるしかない！





桜木「いいか？お前らがうじうじしてる間にも、藤井は確実にレベルアップしている。勝負まで3週間。どう過ごすかは、お前ら次第だ。」





瀬戸「しゃあ！」



早瀬「はい！」



天野「…はい！」



岩崎「はい」



『よっしゃあ！』




あたし達は桜木先生の言葉にそれぞれ返事をした。





桜木「綾部、お前はまずミニテストを受けてもらう。自分が何が得意で、何が苦手なのか把握するんだ！」




『…はい！』




少し遅れて入ったから早くみんなに追いつかないといけないわ！





まずはこれを終わらす事だね。





3週間…これでどの位成績は上がるのだろうか…




そこは分からないけど、やるしかない！





やるからには最後までやろう！







そう決心したあたしは、配られたテストに答えを書いて書いて書きまくった。

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