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-Aside-


しかし、まだ心に突っかかるものがあった。




桜木先生が天野くんを海に突き落としていた事。




あたしはすかさず手を挙げ、


『先生。でもこの人は天野くんを海に突き落としました。証拠だってきちんとありますから!』


その言葉で理事長はハッとした。


龍野「そうよ、綾部さんの言う通りよ。生徒を海に突き落とす事だって立派な暴力じゃないですか!」



天野「それは誤解です!先生は僕と一緒に海に飛び込んでくれたんです!」



天野くんは衝撃的な一言を放った。



『え…!?何言って…』


天野「本当だよ… 気のせいかもしれないけど、四の五の言わず、東大へ挑戦してみろって言ってくれてるような気がして、考えずに動いてみようってなったんです」



天野くんは庇うように言葉を続ける。



天野「僕、東大専科に入りたいです!桜木先生から、色々学びたい!」



なんと、東大専科の希望者が現れたのだ。



高原「…問題、ありませんね。全てことがいだったですし加入を希望する生徒もいます」



龍野「…誤解されるようなことを二度となさらないように」



理事長は桜木先生にそう呟いて、この場を去った。






高原「よし、解散だ。解散です」




教頭の合図で、大勢の生徒たちはぞろぞろと帰って行く。





『天野くん…ごめんね、誤解して…あたし、早とちりしちゃったみたい…』



天野「大丈夫だよ、だってあんなの見せられたら誰だってそう思っちゃうし」



『ありがと。じゃ、また明日』



天野「うん、また明日」




そう言って天野くんは帰って行った。





藤井「てか綾部、お前早とちりし過ぎだろ」



『だってあんなの見せられたら誰だって100%桜木先生が悪いと思うよ!』



藤井「やっぱバカだな」



『バカで結構です。じゃあね』




これ以上嫌味を聞くのはごめんなのでそのまま藤井を置いてその場を去った








藤井…相変わらず嫌な奴ね…


✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
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08:数日後の専科→←・



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Maple(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます!続き書いてるのでもうしばらくお待ちください! (2021年7月4日 15時) (レス) id: d94946fdf8 (このIDを非表示/違反報告)
- おもしろかったです!続きが見たい! (2021年7月3日 19時) (レス) id: e4fc2ccbe9 (このIDを非表示/違反報告)
Maple(プロフ) - 朧さん» あ、わざわざご指摘ありがとうございます!すぐに訂正します!あと、面白いって言ってくれて嬉しいです! (2021年6月23日 6時) (レス) id: d94946fdf8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すごく面白いです!更新待ってます!あと、イングリッシュのスペルはEnglishだと思いますよ…。わざとだったらすみません (2021年6月22日 21時) (レス) id: 66c68389cd (このIDを非表示/違反報告)
Maple(プロフ) - Yuzuさん» 体調のご心配ありがとうございます。面白いと言ってくれて本当に嬉しいです! (2021年6月18日 6時) (レス) id: d94946fdf8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Maple | 作成日時:2021年6月15日 19時

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