Mission.140 ページ40
この声…！
『作間さん、！？』
作「入って」
"ここの部屋、防犯カメラの映像
Aちゃんが俺と戦ってる偽の映像に変えてあるから、早く"
そう言って押し込まれた部屋には、
井上さんと、他に、知らない3人…
井「…久しぶりだね」
『その節はお世話になりました』
？「…それ、下ろしてくんない？」
前髪をガッとかきあげた男の人がそれ、とモデルガンを指さす
『…私早くここから脱出して、彼らのところに帰りたいんです』
？「うん、俺らもそれ知ってるから、俺からもお願い」
甘い顔立ちの人が、顔の前で手を合わせる
仕方なしにモデルガンの銃口を下にそらすと
井上さんが口を開いた
井「…ほんとにここで生きてくつもり？
Aちゃんが想像するより遥かに大変だよ」
作「人が消えてく世界だし、こっちが消す側になる世界だから
俺は仇討ちが済んだら海外に移住するもんだと思ってたけど」
？「君が優秀なのは俺が多分いちばん知ってるけど、
マジで辛いよ？大丈夫？やってける？」
"男に色目使って情報取るとか、またやるんだよ？"
とその男の人は言った
男にハニートラップをしかけた任務は麻取のしかない
…彼が高橋さん、かな
『死んで泣く親どころか親戚もいない
…帰る場所がないんです
それなら私はここで彼らと一緒に生きて、消えたい』
井「…………………覚悟できてんだね」
『親に仇討ちをすると決めて、とっくの昔に覚悟はしました』
？「…こっち、屋上に直通する階段がある」
作「ガリさんまで手玉に取るなんて相当だねAちゃん」
『ガリさん…？』
猪「あぁ俺の事、猪狩蒼弥っていうからガリさん」
橋「俺橋本涼、瑞稀と一緒に"あの時"現場で後方支援してた」
高「俺は、」
『高橋さん、ですよね？麻取の任務の、』
高「お！そう！よろしく！」
"よろしく"その言葉が優しく響く
『…よろしくって、、認めてくれるんですか、？』
猪「俺らそもそも反対してないよ」
橋「女の子がここにとどまるって、大丈夫かなぁって」
作「覚悟できてんなら言うことないよ」
高「才能あるのは俺からも進言するし」
井「…Aちゃん」
"あいつら、…檜山のこと、頼むね"
井上さんにそう言われ、屋上に繋がる階段に向けて
背中をトンと押してもらった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3046人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藍兎(プロフ) - 完結お疲れ様です！！毎回ハラハラドキドキして楽しく読ませて頂きました！その後も気になる所ですがこの作品に出会えてとても幸せでした！ (12月13日 3時) (
レス) @page42 id: 97c0ee90cb (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - 一気見してしまいました！続きが気になります。。。更新楽しみにしています！ (8月15日 10時) (レス) @page34 id: 4ac568a835 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続きがすごく気になります！！更新待ってます‼︎ (2023年3月14日 22時) (レス) @page30 id: 0fdc87e010 (このIDを非表示/違反報告)
りゆ(プロフ) - 更新待ってました！！何回も初めから読み直しています笑。続きも楽しみにしています！！！ (2022年9月2日 20時) (レス) @page21 id: f586278c85 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキーレンジャー(プロフ) - 本当に更新めちゃくちゃ待ってました！！！何度1話から物語を読み返していることか…とこのコメントを書いている今も全て読み返した直後です笑続き楽しみにしています！！！！ (2022年6月13日 13時) (レス) @page18 id: 883b5980f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りーべ | 作成日時：2021年11月28日 23時
