Mission.132 ページ32
深｢おぉびっくり、Aちゃんか｣
『うん、みんな集まりあるんでしょ？頼まれた』
深｢助かる〜…服だけは着替えさせたから、あとよろしく、！｣
"置いてくぞ深田ぁー！"と湧くんの叫ぶ声が聞こえて
待って待ってと言いつつも、ほんとごめんよろしくねと
手を合わせて言いながら、竜生は階段を駆け下りて行った
『檜山さーん…ごめんなさい、体温計…あと冷えピタ、』
ベットに寝かされた彼の体を勝手に触って、動かす
怒られやしないかと恐る恐る目線を向けても、
冷えた物が当たる度、嫌そうに身動ぎするだけで目を開けない
『無理ばっかするからだよ、、』
触れると熱い手、赤く染った頬、出会った時と立場が逆だ
檜｢……、？あれ…？｣
『、起きました？』
ベッドの近くで様子を見ながらスマホをいじっていたら
小さく声が聞こえて、優しい声色で小さな声で尋ねる
"しごと、みんなは、？"とポツポツ単語を呟く檜山さんに
ムクリと起き上がったことでずり落ちた布団を掛け直しながら
"本部の会議、さっき行ったよ"と呟き返す
檜｢っやべ俺も、！｣
『ちょちょちょ、何考えてるんですか！熱あるってば！』
檜｢でも…補佐の任務だって、｣
『橋本さんと猪狩さんが連れてきてくれたよ、』
檜｢わー…まじか…｣
ボブッと全体重をベッドに預けて、
しんどいのか目元に腕を乗せる
『風邪だと思うから、ちゃんと休んで治そ？』
檜「…あとのこと自分でやるから自分の部屋で休みなよ」
『1人にできない』
檜「大丈夫だって…『大丈夫じゃないっ、！』…、」
『大丈夫じゃ、ないじゃないですか、
さっきだって怪我したのかと思ってびっくりした、』
"なんでもかんでも1人になろうとしないでください"
なんでこの人はこうも頑固で、人から逃げたがるんだろう
前は逃げたい原因を知らなかった、でも今は知ってる
…もう知ってるんだから、いいじゃない
檜「…帰らないとその顔させると思って、
2人に頼み込んで帰ってきた。…なのに、ダメだな俺、」
"俺、何回その顔させるんだろうな"
文字通りの苦笑いで、私の頬に指を滑らせる
…私、どんな顔してたんだろう？
"その顔"って、どんな顔、？
でもきっと、"その顔"は、私の気持ちが一貫してるから現れる
『…私がこの顔する理由、好き…って、言ったら、怒る、？』
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藍兎(プロフ) - 完結お疲れ様です！！毎回ハラハラドキドキして楽しく読ませて頂きました！その後も気になる所ですがこの作品に出会えてとても幸せでした！ (12月13日 3時) (
レス) @page42 id: 97c0ee90cb (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - 一気見してしまいました！続きが気になります。。。更新楽しみにしています！ (8月15日 10時) (レス) @page34 id: 4ac568a835 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続きがすごく気になります！！更新待ってます‼︎ (2023年3月14日 22時) (レス) @page30 id: 0fdc87e010 (このIDを非表示/違反報告)
りゆ(プロフ) - 更新待ってました！！何回も初めから読み直しています笑。続きも楽しみにしています！！！ (2022年9月2日 20時) (レス) @page21 id: f586278c85 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキーレンジャー(プロフ) - 本当に更新めちゃくちゃ待ってました！！！何度1話から物語を読み返していることか…とこのコメントを書いている今も全て読み返した直後です笑続き楽しみにしています！！！！ (2022年6月13日 13時) (レス) @page18 id: 883b5980f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーべ | 作成日時：2021年11月28日 23時
