Mission.131 ページ31
？｢ちょ、誰かいる！？｣
『っえ、、なに、』
ザーザーとうるさい雨音の中
バン！とドアがぶち抜かれるんじゃないかというような音
それに続いて初めて聞く声が大音量で部屋に響いた
豊｢え、橋本くんとガリさん？？｣
青｢今行きます！！｣
みんなは声の主を知っているようで、
着かけていたスーツやらを放って、バタバタと玄関に向かう
その背を追って行くと、驚きの光景が目に飛び込んできた
『っ、檜山さん！』
？｢悪ぃ、俺らの監督不行届だわ｣
湧｢珍し、、、ガリさんがそんなの言うなんて｣
？｢君がAちゃん？ごめんね急に、檜山大丈夫だからね｣
『怪我ですか？…ていうか貴方は、？』
橋｢俺、橋本涼です。こっち猪狩蒼弥｣
猪｢檜山が体調崩してんの知らなくてさ、
雨ザーザーの中、外任務のサポート来てもらってたんだよ｣
安｢熱出したってことか｣
橋｢そ、責任持って俺らのとこで看ようと思ったんだけど
どうしても帰るって聞かなくてさ｣
"送り届けに来たんだわ"
猪｢檜山ー、宿舎着いたぞ｣
橋｢ごめん、服もビッショビショのままで｣
内｢全然！ありがとうございました！｣
橋｢…じゃ、よろしくね、檜山のこと｣
『っえ、あ、はい』
ポンポンと頭の上で跳ねた橋本さんの手は、
するりと落ちてそのままドアノブを引っ張り、
真っ暗な外へ溶けだして行った
平｢うわー、ひっどい顔色｣
深｢キツそー…、檜山くん？部屋行こ？ね、｣
竜生が檜山さんをほぼ抱えるようにして部屋へ向かう
誰が看るべきか話そうと湧くんの方に体を向けると
苦虫を噛み潰したような顔をしていた
湧｢今から俺ら全員で本部で会議なんだよなぁ…｣
安｢どうする？さすがに今日のは休めないよね、定期報告だし｣
豊｢…Aちゃん、お願いしちゃダメかな、？｣
『私？』
内｢確かに。Aちゃんの方がちゃんと看病してくれそうだし｣
平｢看病でAちゃん置いてく分には問題ないしね｣
『…ん。わかった。私が看る』
あぁ、ついこの間、檜山さんがわかんないと思ったばかりなのに
バタバタと身支度に戻る皆を横目に
檜山さんの部屋に救急箱やら氷枕やらを持って階段を登った
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藍兎(プロフ) - 完結お疲れ様です！！毎回ハラハラドキドキして楽しく読ませて頂きました！その後も気になる所ですがこの作品に出会えてとても幸せでした！ (12月13日 3時) (
レス) @page42 id: 97c0ee90cb (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - 一気見してしまいました！続きが気になります。。。更新楽しみにしています！ (8月15日 10時) (レス) @page34 id: 4ac568a835 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続きがすごく気になります！！更新待ってます‼︎ (2023年3月14日 22時) (レス) @page30 id: 0fdc87e010 (このIDを非表示/違反報告)
りゆ(プロフ) - 更新待ってました！！何回も初めから読み直しています笑。続きも楽しみにしています！！！ (2022年9月2日 20時) (レス) @page21 id: f586278c85 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキーレンジャー(プロフ) - 本当に更新めちゃくちゃ待ってました！！！何度1話から物語を読み返していることか…とこのコメントを書いている今も全て読み返した直後です笑続き楽しみにしています！！！！ (2022年6月13日 13時) (レス) @page18 id: 883b5980f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーべ | 作成日時：2021年11月28日 23時
