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……SIDE IS リヴァイ……
リ「おいハンジ。Aを見なかったか」
Aの奴・・・晩メシ前にどうしてもシャワーを浴びたいと言うから許可したが・・・
戻らないAが気になり、オレは食堂へと足を運んだ。
ハ「え〜?さっきシャワー室から出てくの見たから今頃リヴァイとにゃんにゃんしてると思っ」
ゴンッ
ハ「シャワー室にパンツの忘れ物はなかったからAがノーパンで過ごしてるなんて心配はしなくてもい」
ベキッ
ハ「あっ、コスプレに目覚めてAにナースの格好させようとして逃げられたのかな?」
リ「ハァ・・・なぜそんなクソ妄想ばかり出てくるんだテメェは」
ハ「これでも体を張ってリヴァイを励まそうとしてるんだけどな」
リ「
ハ「だからさっきから知らないって言ってるだろ?」
リ「言ってねぇ」
チッ、どこに行った・・・
あれほど1人になるなと言ってあるだろうが・・・
ハ「あ、彼らにも聞いてみたら?」
ハンジが指差した先には、104期の新兵たちがいた。
オレはそのテーブルに近づき、声をかけた。
リ「オイお前ら。Aを見かけなかったか」
その場にいる全員がオレを見て固まる。
サ「・・・あッ、あの、私、見ました!階段をのぼって行かれるのを!」
髪を高く結わえた、挙動不審な女がわざわざ起立し、さらに直立不動で答える。
リ「どこの階段だ」
サ「屋上に続いている階段でしたので、多分Aさんは屋上へ向かわれたのだと思われます!」
リ「なら初めから屋上へ行ったと言え」
サ「・・・はい!」
天井を見たまま話す変な女を置いて、オレは屋上へ向かった。
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ico(プロフ) - カレンさん» 嬉しいご感想ありがとうございます!励みを頂き力が湧きます!頑張ります! (2018年6月20日 15時) (レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - とっても面白いです!これからも頑張って下さい! (2018年6月17日 23時) (レス) id: 5dabf5f2d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ico | 作成日時:2018年6月9日 14時