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やっぱり、中身は生きてるの･･･？
ミ「馬を走らせてすぐは感じなかったが、少し前に突然、匂った。さっき目の前で匂っていたあの女型の匂いが」
「エルヴィンに･･報告を」
ミ「いや、エルヴィンは気づいている」
「え？」
ミ「おれが出会った中で一番勘のいい男だ。ついでに匂いもいい。リヴァイにはかなわないが」
「は!?」
何言ってんのこんな時にっ！
ミ「冗談はさておき」
あたしの冷淡な無表情を見て、ミケは仕切り直そうとする。
「冗談なんかに聞こえなかったけど」
ミ「とにかくだ･･」
ウォアアアアァァァッ･･･
「！！」
ミケは口を開けたまま、目だけをキョロキョロとさせた。
また巨人の叫び声･･･？
でもさっきの女型のものとは、明らかに声の高さが違う。
あの声は多分･･･
ミ「あれはエレンか･･･」
「だと思う」
エレンが巨人化した･･･
待って･･･
じゃあ、
リヴァイは･･････！？
「ミケ、教えて。女型の匂い、どの方向から？」
あたしの唐突な問いに、ミケがあたしを
ミ「さっきも言ったが、あの巨人は危険だ、A」
「そんなこと言ってられるの！？エレンが巨人化したんだとすれば、彼の命が危険に晒されてる時ってことだよ！？」
それは同時に、リヴァイが彼を守ろうとする時でもあるのに･･･！
ミ「わかっている。だがリヴァイとその班の奴らに任せろ」
「ミケまで、エルヴィンと同じこと言う」
ミ「当たり前だ。それが団長の指示だ。おれたちはそれに従う。それが兵士だろう。どうした、A･･･おれがリヴァイから聞いたお前はそんなんじゃなかった」
え･････
ミ「状況判断の早いタフな奴が見つかった、育てればおれたちと変わらない役目を果たせるかもしれん･･･リヴァイは嬉しそうに、おれにそう言った」
リヴァイが･･･
ミ「そんな風に、誰かを手放しに褒めるリヴァイを見たのは初めてだった」
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ico(プロフ) - カレンさん» 嬉しいご感想ありがとうございます！励みを頂き力が湧きます！頑張ります！ (2018年6月20日 15時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - とっても面白いです！これからも頑張って下さい！ (2018年6月17日 23時) (レス) id: 5dabf5f2d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2018年6月9日 14時
