【43話】 ページ49
巳宵はその笑顔に心を動かされた。
とどのつまり_____巳宵は伊黒に惚れたのだ。
今まで巳宵が蔑ろに気付かないようにいしてきた気持ちだった。
だが、師弟なのだ。この恋心は鬼殺隊の悲願を達成するか、墓場まで持っていくかの二択であろう。
「お前が腹を割って話してくれたんだ。俺も考えていたことを話そう…。俺のこれは鬼にやられた。もうその鬼は倒されてはいるが…。お前に自分もこうなってしまうのではないかという恐怖心を持ってほしくなかった…。それでお前のやる気を失わせたくはなかった…。いや、本心はもっと後ろ暗い……実際のところ、お前に嫌われたくなかったのだ。俺はただでさえこの色の違う目で畏怖を抱かせてしまう…今までにも何度もそんなことがあった…だが、お前は違った。俺のこの目を綺麗だと言い、挙句、俺の目の色に似た色の金平糖まで買ってくる始末だった…」
「…だって師範の目の色綺麗です。透き通った金色のような黄色い瞳と私の一番好きな蒼色に似た青緑色で初めて見た時からとっても綺麗で羨ましいなって思っていました…!けれど、よく考えたら私の目の色と師範の左目の色って大して変わらないんですよね」
「そうか…?」
伊黒は巳宵の顔を覗き込んで目を見る。
確かにかなり伊黒の左目と巳宵の目の色は似ていた。
「まぁ、似ているか…?」
「はい、似ています」
そう言うと二人は微笑んだ。
続編に行きます+絵を描いたのでリンク張っときます(追記6/20)→←【42話】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキーキャラ
鋼鎧塚蛍
26人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
累月巳宵 - 神無月未来さん» ありがとう〜!!未来ちゃん本人じゃん(笑 楽しみにしててね!! (2020年5月30日 16時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
神無月未来 - 続き凄い気になる…! (2020年5月30日 16時) (レス) id: 1f47df09c5 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 他の柱との絡みみたいです…! (2020年5月30日 14時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 伊黒さん!!! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 82d85a2aa8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:累月巳宵 | 作成日時:2020年5月30日 2時