【33話】 ページ37
「そういえば、なんで巳宵が鮭大根を作ってきたんだ?」
錆兎の質問に巳宵は口下手な冨岡に代って、この前の家での話と共に説明する。
その説明を聞いた錆兎は納得したようだ。
「だからあの日やけに上機嫌だったんだな」
挙句の果てにこんなことを言う始末。
冨岡が早くしろと言わんばかりにいつの間にか準備したご飯と鮭大根の入った鍋から注ぎ分けて、渡す。
それをそ各々が受け取り、合掌をする。
「「「いただきます」」」
冨岡は待ってましたと言わんばかりに、鮭大根に箸をのばし、頬張る。
そんな冨岡を見、好奇心に満ちた目をして錆兎も鮭大根に箸をのばす。
「…やはり、旨い……!」
「あぁ、旨いな!」
「そう言っていただけて嬉しいです…///」
面と向かって言われて照れる巳宵。
彼らは心の底から純粋に思って言っているのが見て取れるため、巳宵はさらに恥ずかしくなってしまう。
「「「ごちそうさまでした」」」
三人ともほぼ同時に食べ終わり、後片付けをしようと立ち上がる。
巳宵が手伝う旨を伝える。
「私も手伝いますよ…!」
そう巳宵が言っても、錆兎が頭を振る。
「客に手伝わせてどうする。それに飯を作ってもらったんだ…俺たちでするからゆっくりしてろ」
頑として譲らない錆兎にここはお言葉に甘えて待つことにする巳宵。
待つ間、いろいろと物珍しく、巳宵は周りを見渡してしまう。
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累月巳宵 - 神無月未来さん» ありがとう〜!!未来ちゃん本人じゃん(笑 楽しみにしててね!! (2020年5月30日 16時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
神無月未来 - 続き凄い気になる…! (2020年5月30日 16時) (レス) id: 1f47df09c5 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 他の柱との絡みみたいです…! (2020年5月30日 14時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 伊黒さん!!! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 82d85a2aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:累月巳宵 | 作成日時:2020年5月30日 2時