検索窓
今日:4 hit、昨日:19 hit、合計:74,419 hit

46.久しぶりの再会 ページ47

.






朝。



今日は日曜日。一応、相談屋はお休みの日である。





が、ついつい起きてしまうんだよなー…。





目を開ければ、隣にはいつも通り少し口を開いたまま寝るセフンさん。




「おはよう、ございます…」


起こさないように小声で言って、いつものルーティン…頬に、キスをする。




…うーん、これ、気持ち悪いのかな…。



まぁ、誰も見てないし、いっか…。



そう思いながらベッドを抜け出す。





「ふわぁ…」




定休日、と言いつつも、毎日がそうみたいなもんだから…特別今日、何をするでもないんだけど。


本当はセフンさんと2人でまったりデート、とかしたいけど…なかなか誘い方も分かんないしな…。




「ふわぁ…」




もう一度あくびをし、いつも通り事務所の掃除でもやるかな〜なんて思いながら、コロコロを手に持つ。


家事全般好きなんだけど、特に掃除が好きで。


気づけば、余裕で1時間は経ってたりする。




今日はどれくらい経っただろうか。




集中して、スポンジで窓の桟を拭いていた時。




 トントントン




事務所の玄関のドアが叩かれた。



…今日、定休日って書いてるはずなんだけどな…。




不思議に思いながら、玄関のドアを恐る恐る開けると。




「あ、A、ちゃん…お、おはよー…」


「え、ベッキョニオッパ…?」


「すいませんでした!!!!!」




私がベッキョニオッパの姿を確認すると同時に、オッパはズサァッと土下座した。



「え…え…?」


「あの…昨日変なこと聞いてごめん!!!」


「あ…あぁ…」



アレに興味ある?…って、やつ、か…。



ベッキョニオッパ、地に頭擦り付ける勢いで土下座してる…そ、そんなにしなくても…。




「コイツさぁ、一晩置いたら冷静になってヤバいって思ったみたいで、謝罪しに来たんだよ」




土下座してるベッキョニオッパに気を取られてて、もう1人いることに、気づかなかった。



上から降り注いできた声の主は、背が高くて…誰が見てもイケメンって言うほどのイケメン。




…あれ、なんか、見覚えが…?



「まぁ…それと、俺がAに会いたかったのもあるんだけど!」


「…え?」


「あ、あれ、覚えてない?俺、俺!!」


男の人は必死で自分を指差す…誰…?



「チャニョラ…それ、オレオレ詐欺だから…」



ベッキョニオッパがゆっくり立ちながら言う…って…




「ち、チャニョリオッパ!?!?」



.

47.2度目の恋→←45.してみたい



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
169人がお気に入り

アイコン この作品を見ている人にオススメ

関連作品 アイコン 「K-POP」関連の作品

プレイリスト この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )

設定タグ:EXO , セフン , ベッキョン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:LUKE | 作成日時:2020年10月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。