空気読めないのが4人。 ページ20
☆
『［Aちゃんのお母さんって参観日とか来ないんだってね･･･？大丈夫？ほんっと子供に辛い思いさせるとかありえない！！！Aちゃん！私のお父さん、ヒーローなの！だから何かあったら相談してね？辛いとは思うけど、一緒に頑張ろうね！最低なお母さんなんて忘れよ！！］
辛いとも悲しいとも何にも、なんっっにも言ってないのに。アンタは勝手に母さんが【最低な奴】って決めつけて言うことだけ言って帰った。･･･自分良いこと言えた！って思えた？スッキリした？残念でした。全部逆効果だわ、ばーか。』
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たしかに身元を隠す為にも母さんの事には敢えて触れなかった。けどいつの間にか母を【悪いやつ】認定してやが･･･んん、していた柚李羽ちゃんは有る事無い事ペラペラ勝手に喋ってくれる。お母さんは何も悪くないのに。お母さんは人一倍、頑張ってたのに。･･･そう思っていたけれど、そんな事は途中から辞めた。諦めたっていう方が強かったかもしれない。否定しても言い返されるなら無視すればいい、その精神だったけど･･･途中でその考えは崩れ落ちた。
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『アンタは私の地雷を踏み抜いた。』
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コイツの父親･･･ヒーローは私の目標のうちの、一人だった。あの顔だけは一生忘れないだろう。何事もなかったかのように家庭を持っていた。その上幸せそうに家族と笑い合っている。私たちの家庭全てを壊したくせに。ヒーロー･･･？誰がヒーローだ。母さんを･･････見捨てた、くせに。
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『アンタだけは･･･絶対に許さないから、』
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掴む力を増やすと柚李羽ちゃんはまさか、とでも言いたそうな顔で顔の色を抜いていく。
自分は良いことをしたと本気で思っていたんだろう。
ヘタリ込む柚李羽ちゃんに話しかけたのは近くにいた佐野万次郎と場地圭介だけだった。
まぁ偏見だけでモノを語るっていうのは普通に、ねぇ。･･･ヤバいもんな()
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「･･･Aは母親のこと、大好きなんだな」
『！･･･う〜〜ん、、』
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雰囲気を変える･･･って感じではないけど、ツルくんが口を開いた言葉に私は驚いて一瞬固まった。いや長らく自分の話してなかったし久々だったしってのもあってですね･･･その、自分で分かるくらいに顔が熱くなってるのが分かった。昔から家族優先気質ではあったけど(自覚済み)
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『･･･ま、ぁね、へへっ。』
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照れ臭すぎる。
いや私、キレていたはずなんですけどね。
･･･ツルくん、恐るべし←
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橙沼(プロフ) - もう更新されないんですか…？この作品凄く好きです。 (12月30日 17時) (
レス) id: 672b289667 (このIDを非表示/違反報告)
👾 - 最後の荼毘くんのセリフかっこいいでか (2022年4月5日 7時) (レス) @page29 id: 3421e64136 (このIDを非表示/違反報告)
黒百合 - 更新まってます (2021年11月20日 21時) (レス) @page27 id: 3421e64136 (このIDを非表示/違反報告)
夾(プロフ) - リィさん» そうです！ちょっと変えて使ってしまいました･･･(汗)気付いてくださって嬉しいです！更新頑張ります！これからも宜しくお願い致します！ (2021年10月22日 23時) (レス) @page20 id: 54a1d0bb57 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 目標が2人のページ！！！！魔法少女サイトの管理人 弐だぁぁ！！！あっちょっと質問。弐のセリフをちょっと変えて使ったんですか？すっごいおもしろくて大好きになりました！！！更新頑張ってください！！！ (2021年10月21日 12時) (レス) @page7 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夾
| 作成日時：2021年10月19日 20時
