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「こんな奴がモテるってさぁ、マジ世の中って顔重視じゃん。病みそー…」
「上鳴、少なくてもそれはお前じゃなくてオイラの台詞だぞ！！」
『俺が顔以外ゴミみたいは言い方辞めてくんない？』
「「それが事実なんだよ」」
安定に失礼な奴らだな、言っとくけど俺だいぶ誠実になってんだぞ？何回コイツらの為に死んだことか…
転生前の俺が見たら、今の自分が輝き過ぎてて直視できねぇもん。いや大袈裟とかじゃなくてガチで
「あーあ、オイラAとミスコンで女子達を吟味すんのが楽しみだったのになぁ…」
『吟味て…』
「ま、俺達だけでミスコンは楽しもーぜ。…あれ、なんか女子達こっち見てね？」
電気の発言に一気に身体が硬直した
恐らく響香の俺への告白を、女子達は応援しているのだろう。キャッキャと盛り上がるところ悪いが、俺は困惑と焦燥で頭がいっぱいだ
……何とか、告白を回避出来る方法は？
『あ……俺さぁ！彼女が来るからそろそろ行くわ！！』
無駄にデカい声で俺はそう言った。
その声量は恐らく響香達はおろか、クラスの連中の全員の耳に入っているはずだ
それでも俺は、こうするしかないとわざとらしい演説を続ける
『彼女クッソメンヘラ拗らせてて、ちょっとでも待ち合わせに遅れたらキレられるから急ぐな！』
「うぇ！？お前いつから彼女出来てたんだよ！？」
「オイラ達に報告も無しとはいい度胸じゃねぇか！！」
『えーっと…1週間前！つい最近出来て、文化祭の練習期間だったから伝えそびれたんだよ！』
我ながらよくそんな出任せがポンポン口から出るなぁ…と笑いそうになった
そんな俺の嘘を完全に信じている電気と実は、ため息をつきながらも俺の背中を押した
「ならさっさと急げよ！ったく、文化祭終わったらじっくり話聞くからな！」
「くっそぉ…！オイラはお前を許さないからな！！」
『さんきゅ！じゃあ文化祭楽しめよ！』
そう言って俺は二人に背中を見せ、バタバタと急いでその場を後にした
…これで、響香も告白すること無く諦めてくれるはずだ。こんな風に逃げる事しか出来ないのは最低だけど、こうするしかないだろ
死んだ瞬間の事を思い出す限り、多分俺に告白する事がトリガーだ。
想いを以前から持ち続けられていても、死ななかった事を想定するに、愛の言葉を口にする事がタブーなんだろう
…好かれただけで死ぬとか、ほんっとこのクソアプリには反吐が出そうだ
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さる - 私を何回尊死させる気ですか？！？！ (1月2日 5時) (
レス) @page27 id: ff6fc14333 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - え？え？終わった？え？怖い...ギャァァって声が出た...え？やば、え？？轟くんが少し怖い...ぇ、もしかして惚れ薬選んだらずっと夢主くん...あっ......怖い...心臓バックバクです... (11月7日 19時) (レス) @page27 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
marimo03250226(プロフ) - 終わり方すきすぎます… (2023年2月18日 20時) (レス) @page27 id: aa76c2eb87 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - 最後ゾワッときた。ホラー漫画かと思ったぐらい面白かったです。 (2023年1月16日 22時) (レス) @page27 id: ab7be6f3e6 (このIDを非表示/違反報告)
もぶおぢ！(プロフ) - えっ…えっ…死ぬほど面白いでした…えっ…終わり方怖いし熱いし…凄すぎる…狙ってか分かんないけど続く（更新停止中）なのがこっちからは見れないけど地獄は続いてるんだ感あって大好きです…… (2023年1月9日 1時) (レス) @page27 id: 2bc90df2d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒兎 | 作成日時：2022年2月19日 10時
