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『もう始まるようだぞ。』
選手達がコートへと入ってきた。
そこには見た事あるやつが3人いた。
灰｢へぇ？最初は大輝とテツヤと大我じゃねぇか｣
『元相棒の戦いか。どっちが勝つと思う？』
灰｢さぁな｣
そんな話をしながら俺たちは見やすい席へと座った。
1回戦 桐皇学園 vs 誠凛高校
勝者 誠凛高校
『ゾーンか。』
灰｢んだよ、ビビってんのか？｣
『何を言ってる？んなわけねぇだろ？』
俺は心の底からゾクゾクしていた。
元チームメイトがここまで強くなっていたからだ。
テツヤがいる誠凛高校は着々と勝ちを進めて行った。
そして、準々決勝
誠凛高校 vs 陽泉高校
『此処で兄弟対決か。んで、敦か、辰也が居たとしても彼奴は負けるだろうな。』
そう、俺たちがアメリカで会った日本人2人というのは大我と辰也の事だった。
灰｢なんでだ？｣
『元々、あまりバスケが好きではないだろう？だからゾーンへは入れない。それに比べ誠凛高校はテツヤも居るし大我も居る。』
灰｢へぇ？敦がバスケを好きじゃねぇ、な？｣
祥吾は少し笑っていた。
『なんだ？何を笑ってる？』
灰｢これは勘だが、敦はバスケを嫌いなわけじゃねぇ｣
『ふ、どうだろな。』
試合も終盤へと迫っていた。
そんな時、敦がゾーンへと入った。
『マジかよ。彼奴も入れんのかよ。』
灰｢なぁ？敦もバスケが好きっつーことだ｣
『ああ、みたいだな。』
そうして終了の笛がなる。
勝者 誠凛高校
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連夜 - 絶対最後は仲直りってのが多くて、、でもこの小説はめっちゃすっきりした。 (6月4日 12時) (
レス) id: 433cf63c41 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まい(プロフ) - こーゆー系めっちゃ好きです！ (2021年8月12日 0時) (レス) id: ec16fd7069 (このIDを非表示/違反報告)
山さん - こう言う終わり方好きだなぁ〜……何かいっつも仲直りして終わる小説が多いから滅茶苦茶スッキリした……w (2021年4月18日 12時) (レス) id: 6cd34cfb8c (このIDを非表示/違反報告)
黒月薔薇(プロフ) - 続編おめでとうございます 更新頑張ってください 応援してます！！ (2020年8月21日 19時) (レス) id: bf38792454 (このIDを非表示/違反報告)
マーヤ(プロフ) - 面白かったです。こういうの好きです。 (2020年5月31日 16時) (レス) id: c086fb7024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔弥 | 作成日時：2020年2月24日 16時
