【呪術廻戦】こっち来んな呪術師！

反転術式 ページ26

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家入の言葉通り、頭と腕の包帯を取れば、傷跡もなく綺麗に治っていた。





『こんな綺麗に治るもんか？』



「硝子の反転術式で治療したからね」





殴られた頭を摩りながら呟くと、夏油が教えてくれた。





『あー何かそれ聞いたことあんな。ばーちゃんは出来なかったらしいけど。お前らは出来んの？』



「残念だけど私と悟は出来ないんだ。今高専だと硝子だけでね」



「こいつらセンスないからな」



「お前の教え方が理解出来ねぇだけだ」



『それってどうやるんだ？ 俺にもできっかな？』



「見せてやるよ。ほら須田、腕出せ」





ニヤッと笑う家入に何の躊躇いもなく左腕を出した。

ガシッと手首を掴まれたかと思った瞬間、何処から出したのかメスで手の甲を切られた。





『いったぁぁぁっ！？ 何すんだお前ぇぇぇっ！！』



「ちょっと切っただけで喚くなよ」





そう言って家入が傷に手をかざすと、呪力を流し込まれた。

切られた手の甲はすっかり治っていた。





「はい、これが反転術式。簡単でしょ」



『へぇ〜何か簡単そうに見えるけど、コツとかあんの？』



「ひゅーとやってひょいっだよ」



『……んん？ 浮かせる呪文？』



「な、意味分かんねぇだろ？」



「五条はセンスがないから」



「あぁっ！？」





その後、簡単に反転術式が何たるかを説明を受けた。

……うん、知識的には何となく理解出来た。





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