三十三話 伏線 NO side ページ37
作者「シリアス苦手な方はすいません」
カナヲ「元々しいなは呪霊が見えるほど呪力は無かったの。でも私の魂の呪力と合わせることで術式を習得し呪霊も見えるようになった。前世より花の呼吸が上達したのも私の魂が入り込んだことによって少し肉体の作りが私に引っ張られたから。私としいなは呪術師としては二人で一人前なの」
歌姫「そう･････。貴方の魂の存在にしいなは気付いてるの？」
カナヲ「多分気付いてない」
カナヲは暗い寂しそうな顔になる。
カナヲ「しいなは本当に無感情なの。やれと言われたことだけをやりそれ以外は関心を示さない」
野薔薇「でもっ、最近のしいなはかなり表情が豊かになってきてるわ！」
カナヲ「違うの･････。あれはしいなの意思じゃなくて私の魂に引っ張られた肉体がそうしてるだけなの･････。しいなは本当の意味で感情を取り戻せてないの･････」
それは最近、感情が戻りつつあると思っていた歌姫には大きなショックを与えた。
歌姫「そんなっ･････」
カナヲ「最近、よく私の魂に肉体が引っ張られるの。まるで肉体が主人を見失ったかのように。本当は私が少ししいなの肉体を借りて話すことなんて出来ないの。たとえしいなの魂が封印されたとしても肉体と魂は適合しないと肉体を乗っ取ることなんて出来ないの」
伏黒「じゃあ、お前はどうやって今、ここに･････」
カナヲ「でも私としいなは双子だからか長い年月私がこの肉体の中にいるからなのかわからないけどこの肉体は私達の魂の見分けがつかなくなってるの！」
カナヲは声を震わしながら答える。
カナヲ「このままじゃしいながしいなじゃなくなるかもしれない！ お願い、しいなを助けて！」
カナヲは今までにないくらい大きな声を上げる。
それは誰かに必死に助けてもらいたいと願う悲痛な叫び。
カナヲ「また私のせいでしいなを不幸にさせたくない！ 私のせいで･････」
その時、野薔薇がカナヲの肩に手を置く。
野薔薇「あんた、しいながあんたのせいで不幸になったと思ってるの？」
カナヲ「でも･････」
野薔薇「少なくとも話を聞く限りしいなは自分の意思であんたを助けた。それはあんたがしいなに幸せになってもらいたいと考えるようにしいなもあんたに幸せになりたいと思って自分でしたこと。勝手にしいなを不幸にしてんじゃないわよ」
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わっぱみがき - あんさ、この人文才皆無っていってるけどそしたら僕は最底辺の塵から最底辺のチリすらなれないよ？！この人は文才あるじゃないですか！！！神なんですよ！俺は紙以下！！分かる？！その上設定も神ってるし？！キャラの人選も神ってるし？！なんなの？！神じゃん(逆ギレ) (11月1日 9時) (
レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 続きどうなるんだろ！楽しみです！！最初は名前変換出来んのかぁって思ってたけどできなくでも全然すき！ (2022年2月21日 8時) (レス) @page33 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりねちゃん(プロフ) - パンダって人？ (2022年2月19日 16時) (レス) @page29 id: 20fe901fba (このIDを非表示/違反報告)
刹那 - 落ち…狗巻先輩が希望です！…遅いでしょうか… (2022年1月13日 19時) (レス) id: 55af1cd0b0 (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - しいなちゃん可愛いかよ！！！！！友達で照れるなんて！ (2021年12月31日 21時) (レス) @page32 id: 04f1c58536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓 | 作成日時：2021年11月13日 21時
