栗花落カナヲの妹さん

十話　高専 ページ11

作者「月曜日だ〜。一週間が始まる〜。ハァ･････」




十年後

今は歌姫姉さんが教師として働いてる学校に通ってる。

たしか名前は京都府立呪術高等専門学校だったはず。

小学校、中学校は普通のところに行った。

必ずぼっち？というやつだった。

成績はそれなりに良かった。

ただ国語の物語文は壊滅的だと歌姫姉さんに言われた。

全ての教科は授業聞いてるだけで人並み以上に出来たし、選択問題は四択なら絶対に外さない。

国語で少しおとしても他でカバーできるから成績はいつも一位だった。

体育も呼吸使わなくても並大抵のことは出来た。

それで部活の勧誘来てすごい迷惑だった。

でもそれで妬んだ女子にいじめられた。

物理というか悪口言われたり物隠されたり変な噂流されたり。

まあ、どうでもいいけど。

虐めてきたのは一部の女子だけだし。

そして今年、呪術師になった。

今はまだ準一級。

鍛錬は毎日してる。

高専のみんなは優しくて好きだ。

特に霞さん真衣さんと桃さんと仲が良い。

よく一緒に買い物に行く。

加茂さんと東堂さんにはよく鍛錬に付き合ってもらってる。

流石に呼吸使って真剣だと殺しかねないから木刀にしてるけど。

メカ丸さんとはよく真剣勝負の相手になってもらってる。

ロボットだから手加減する必要はなくて自分の本気を出せる。

歌姫姉さんはすごく優しい。

優柔不断な私をいつでも見守ってくれる。

歌姫姉さんはカナエ姉さんみたいに優しくてしのぶ姉さんみたいに怒りっぽくてアオイみたいにしっかりしてる。

私が自分で決められないと知り歌姫姉さんはたくさん約束をした。

仲間を大切にすること、呪詛師にはならないこと、仲間に声を掛けられたら返すこと、仲間が困ってたら助けること、困ったことがあったら歌姫姉さんに相談すること、よくわからないことがあったら質問すること、他にもいっぱいある。

今では歌姫姉さんの指示に従って動いてる。

歌姫「しいな、ちょっと来て」

歌姫姉さんに呼ばれる。

歌姫「もうすぐで東京校との姉妹校交流会があるでしょ？ あれにしいなも連れて行こうと思って」

しいな『･･････････？』

歌姫「しいなは強いからそろそろ難しい任務が回ってくると思うからみんなの戦ってる姿を見て経験を積んだ方がいいと思うの」

しいな『わかりました』

歌姫「来週に出発するからちょっとずつ準備してね」

しいな『･･････････』コク

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