Non SALT. 【 佐 野 玲 於 】

ep.2 ページ2

＊


「じゃあ、また後で来るから。」
と私の肩をポンと叩き、
会議室を後にするHIROさん。



「ねぇねぇ、名前は何て言うの？」



そう言って最初に話しかけてくれたのは
パフォーマー"白濱亜嵐(しらはまあらん)"くん。



目が大きくパッチリ二重で、彫りが深くて、
鼻が高くて…
すごく綺麗な顔立ちをしている


きっと誰もが"イケメン"だと答えるだろう
この人がGENERATIONSのリーダーだ。



A「あ、雨宮です…！」


私が答えると
亜嵐くんはフフッと笑みを浮かべた



亜嵐「それはさっき聞いたって(笑)
名前！下の！！」


A「ああっ、えっとAって言います…！」



緊張と恥ずかしさで
顔が熱くなっていくのがわかる。




「あ〜！もしかして緊張してるん？」



すぐに私の核心を突いて
ニヤニヤしながら近づいてきた彼は
ヴォーカル"数原龍友(かずはらりゅうと)"くん。



(この人…本当にヴォーカルなの…？)



かなり鍛え上げられた身体で
一見強面の彼だが、
笑った顔がクシャッとして可愛い。




「どこ出身なん？」


赤髪がトレードマークのこの人は
パフォーマー"中務裕太(なかつかゆうた)"くん。




「彼氏とかいるの？」


答える間もなく問いかけてきたのは
１番背が高くて身体も大きく、髪型が印象的な人…
"関口メンディー(せきぐちメンディー)"くん。




A「ええと・・」

皆からの質問の嵐に戸惑っていると、



「こらっ。皆、一旦落ち着こうか。
Aちゃんが困ってるよ。」



もう一人のヴォーカル"片寄涼太(かたよせりょうた)"くんが
そんな私に気づいてくれた。



「ね？」って王子スマイルを向けられ、
ドキッとしてしまう。




「まっ！ここは僕からと言うことで…！」


この人はパフォーマー
"小森隼(こもりはやと)"くん。


ツンツンの金髪ヘアーがハリネズミっぽい。




隼「で、Aちゃんはいくつなの？」



A「今年で23歳になります。」



隼「へ〜！そうなんだ！

…じゃあアレだな、
グループ最年少の俺とレオとタメだね！」


＊

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