最強カップル！？4 (ページ17)

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part11　貴方side ページ17

皆が壁の方に並んでいると

ドパァン！！

と大きな水音

杉野「な、何！？なんで水音！？」

『さっき捻ったバルブが水流すやつでーす。死神がこれでちょいと劣性になったでしょ』

と、ゲス笑みを浮かべるとひきつる皆の顔。

渚「Aさん…」

「「「「(Aをガチギレさせちゃいけない)」」」」

上から落ちてきたのは、死神と烏間先生

2人の戦いを

殺せんせー「"死神"がナイフを…あっ違う次はワイヤーだ！
烏間先生これをっ…おおスゴい避け様に返しの肘っ…
あっダメだ、ナイフを盾に…
それを見て瞬時に蹴りに変えたけど…
えーとえーと、ど…同時！！
なんか…なんかスゴい闘いだー！！」

という解説に

ひなた「なに言ってるかサッパリだよ殺せんせー！！」

前原「わかるように説明しろよ！！」

殺せんせー「にゅやっ！？」

『にゅやっ！？じゃないわ！！わかるかアホダコ！！』

殺せんせー「酷いですよAさん！
…確かに"死神"の持つスキルは確かに多彩で全てのスキルが恐ろしく高度。
いくら警戒しても彼の前では裏をかかれる。
だから烏間先生は…敢えて接近戦に持ち込んだ。場所も…Aさんのお陰で水の溜まったコンクリだけのシンプルな舞台。
罠を仕込む暇もない通常戦闘なら烏間先生のスキルレベルは"死神"以上。
烏間先生にイリーナ先生、彼らのようなエキスパートが君たちに教えているからこそ…先生も退屈せずに殺される日々を送れるのです。
しかし、心配なのは…"死神"は…こんな状況でも…秘密兵器を隠し持っているだろうということ。」

このタコの不安が的中。
烏間先生は撃たれた。
わずか10口径の死神の人差し指から放たれた弾により。
その弾は、筋肉と骨の隙間を通り大動脈に裂け目を入れ、血流圧で裂け目を広げ大量出血で死に至る…

しかし、檻の隙間から通した1本の触手とトマトジュースでそれを偽装し、実際烏間先生は無傷。

優月「殺せんせートマトジュース飲むっけ？」

殺せんせー「あまり好きじゃないですが。
烏間先生とこのアジトへ向かう途中に買いました。必要になると思いまして。」

そっかそっか買ってきた…ってちょい待て！？あのデカイ犬の格好で買ったの！？どう考えたっておかしいだろ！！