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「…は?」
その言葉を聞いて、しばらく固まる。いやいや、そんなことないだろ。何かの間違いだ。
けど、何度確認してもらっても、お姉さんは困った顔をして、同じことを言うだけで。
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「……どういうこと?」
混乱したまま、来た道を戻る。
グクくんが、いなかった?いやいやそんなわけがない。
だって、ずっと、あの時、Aちゃんの隣にいたのに?
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ぼー、としながら歩いていると、ドン、と誰かにぶつかった。
「……あ、ジミン、」
「あれ?テヒョナどうしたの?そんな暗い顔して、」
女を数人連れたジミンが、ばしばしと僕の肩を叩く。
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…あ、そうだ。
「ねぇ、この中でチョンジョングクって子、知ってる人いない?」
ジミンが連れていた数人の女に聞いてみる。
けど、えー、誰ー?なんて顔を見合わせるだけ。
それならと、今度はグクくんの写真を押し付けた。
「この子!知らない?」
そう聞くと、1人の女が、あ、この子、と呟いた。
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「!……グクくんのこと知ってるの!?」
食いつくように聞き入る僕に、その女が頷いた。
そうして、そいつが言った言葉に、僕は。
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「
…イ Aの噂言いふらしてた子だよ。確か。」
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…ガツン、と頭を殴られた感覚だった。
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uni(プロフ) - 塩飴さん» 本当に塩飴さまのような素敵すぎる読者様に読んでいただけで、本当に幸せです。私の作品に出会ってくださり、本当にありがとうございました!これからもぜひ、よろしくお願いしますね( ;∀;) (2020年5月30日 23時) (レス) id: 6aca3b67d4 (このIDを非表示/違反報告)
uni(プロフ) - 塩飴さん» 塩飴さん、こちらも読んでくださったんですね…!?本当にうれしいです( ;∀;)書き手として、そのような感想をいただけて本当に鼻が高いです笑 さっきからずっとにやにやしてます。(おい) (2020年5月30日 23時) (レス) id: 6aca3b67d4 (このIDを非表示/違反報告)
uni(プロフ) - もゆさん» サイコパスグクくんも、純粋テヒョンくんも、男前ユンギさんも、みんな愛していただけて幸せです(⌒∇⌒)そんなうれしい感想をいただいてしまって、さっきから本当ににやけが止まりません!!すごくうれしいです!私の作品に出会ってくださってありがとうございました! (2020年5月30日 23時) (レス) id: 6aca3b67d4 (このIDを非表示/違反報告)
uni(プロフ) - もゆさん» もゆさん、本当に素敵なコメントありがとうございます( ;∀;)全部読んでくださったんですね…!感激です。こんな素敵な方に読んでいただけて、本当に本当に幸せです。 (2020年5月30日 22時) (レス) id: 6aca3b67d4 (このIDを非表示/違反報告)
塩飴 - たしかに毎回必ずグク出てきましたもんね。ストーカーだからか、、あと、描き方うますぎです。その視線は誰?のとこ、鳥肌立ちました。 (2020年5月30日 15時) (レス) id: a6b86ec691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:uni x他1人 | 作成日時:2020年3月12日 22時