【銀魂】銀魂彼氏に○○STORY【短編集】

夜彼の布団に入ってみた【坂田銀時】 ページ9

『眠れないアル』

「いや、それ神楽のセリフだから。
ってか今度はお前もかよ！！！！万事屋の寝床は呪われてんのか……」



万事屋(神楽ちゃんはそよちゃん家)、真夜中です。



『銀ちゃんんんん布団入れてえええ』


「は、はぁ！？……おい、馬鹿勝手にっ！」


モゾモゾと彼氏の布団に潜り込むと、甘いいい匂いがして、落ち着いた。

大好きな、彼の匂いに包まれる。


『ふにゃにゃ……眠れそう……おやすみぃ銀ちゃん…』


「……ったく……」


そして私は眠りに落ちた。





が。





『んんん……なんか寝苦し……………っ！！？？』


両手が動かない。

金縛りかと思ったら、銀ちゃんが両手を拘束しているではないか。



『え、銀ちゃんどうしたの。起こさないでよ…』


「え、お前が襲えって言ったんだろ」


『言ってないわ！！！似たようなことさえ言ってない！！』


「いえー、お前の寝顔と体制が訴えてましたぁ！！！身体は口ほどに物を言うんですぅ！」


まるでアホなことを言う子供のようだ。


『せ、せっかく寝られたのに…』

「大丈夫だから、今晩一発ヤれば疲れて眠くなるって『馬鹿！！下ネタ禁止！！』


と、そこまで子供だった銀ちゃんの顔がふっと変わる。


「オメェが誘ったのが悪いから。



覚悟しろよ、A」




いや、さ。自分がMだとは思わないけど、こーゆー強引彼氏もカッコイイと思っちゃうんだ。



『優しくしろよ、馬鹿銀ちゃん』

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