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瞳子「それから、1人紹介したい子がいるの」
円堂「紹介したい…？
あ、あー！！！！
……誰だっけ？」
その反応に皆ガクッと力が抜ける。
輝莉「無理もないよ、昨日の君は気を失う寸前だったからね」
夏未「貴方昨日の…」
円堂「知ってるのか！？」
夏未の言葉に、円堂が反応する。
秋「知ってるも何も」
春奈「昨日のエイリア学園との戦いのあと、彼らのボールを止め、傘美野を守って…」
夏未「円堂くんたちを助けた子ですからね」
「「え〜！？！？！？」」
彼らが驚くのも無理は無い。
日本一の彼らでさえ、手も足も出なかったのに対し、1人で立ち向かい、勝利したのだから。
輝莉「アタシは星野輝莉。
円堂と同い年だよ。
気軽に輝莉って呼んでよ。まぁ、星野でもいいけどね」
円堂「あたし…？ってことは女子ぃ！？」
輝莉「あっはは！君の反応面白いね〜。
まぁ、別に男子に見間違われるのは別に嫌じゃないし、寧ろかっこよく見せたいってのが本心だからいいよ、別に。
よろしくね、雷門の皆」
その後、各自キャラバンで旅立つための用意や家族の了承を貰うため帰宅した。
輝莉は家が遠いため、稲妻町を観光しようとしたが、何かに勘づいて稲妻病院へと向かう。
エージェント「豪炎寺修也くん、少しお話が」
豪炎寺「お前たちは…」
エージェント「我々はエイリア学園の志に賛同するもの。
君にお願いしたいことがありましてね」
豪炎寺「ッ……
…………」
豪炎寺は目の前の怪しい人物たちを睨む。
輝莉「(間に合わなかったか……
勝つためなら、その人の家族でさえも人質に取るというの？
家族が傷つく痛みは、貴方が1番分かっているじゃないですか、父さん…)
もしもし……はい、はい。
えぇ。彼を……
はい、お願いします。
アタシは彼女が安全な場所で保護できるよう、彼らを誘導します。
任せてください。そういうの得意なんで、アタシ」
一方奈良では、総理大臣がエイリア学園によって誘拐されるという出来事が起きた。
それにより、雷門イレブンに収集が掛かる。
豪炎寺と輝莉は遅れて集合する。
円堂「豪炎寺、輝莉！」
豪炎寺「嗚呼、遅れてすまない」
輝莉「遅れましたｧ……」
理事長「揃ったな、諸君。
情報によれば総理は謎の集団に連れ去られたという。
この謎の集団はエイリア学園と関係かあると」
エイリア学園、そのワードに反応する。
輝莉「(安心して、君の妹は絶対守って見せるよ…)」
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