91 もう一人の転生者 ページ45
??｢私だよ!｣
この声を聞いた瞬間、私の背筋は一気に凍りついた。
だって、その声を最後に聞いたのは転生する前
｢えっ……嘘だろ……？｣
恐る恐る振り返るとそれは私と同じ姿をした人が立っていた。
それを見た瞬間、私は上級生が被害を受けたという事件の犯人が誰なのが一瞬で分かった。
｢も、萌香……｣
萌香｢あっれー？私、Aと同じ変装してるのによく分かったね〜｣
｢ｳｯ……｣
急に頭が……痛い……。
それに……あの時の記憶が……。
鉢屋｢おい…ま、前桵……？｣
｢ｯ!…………｣
私はこの場から逃げ去る。
もう嫌だ……それに、鉢屋先輩に見られたくない。
鉢屋先輩じゃなくても見られたくない。
鉢屋｢あっ、おい！｣
鉢屋先輩に声をかけられた気がするけど、私は振り返る余裕がなかった。
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気がつけば、私は裏山の頂上に辿り着いていた。
｢やっぱり、ここは落ち着く……｣
そーいえば、最近はここに来る事も少なかったからな……。
心地よい風に吹かれながら、頂上からの景色を眺める。
眺めていくうちに、さっきの事とかどうでよくなっていた。
｢この時間が何時までも続いたらいいのに……｣
??｢そうだね〜｣
また背後から声がして、振り向くと萌香がニッコリとした顔で見てきた。
｢!?……萌香…何でここに……｣
萌香｢えっ？何でって言われても〜
Aが裏山に行くところを見ちゃったから着いてきちゃった♡｣
可愛こぶりな口調で話すが、私は睨んだ。
すると、萌香の顔が一気に変わり、口調も変わった。
萌香｢何？何か不満でもあんの？｣
カワボ風な声から急にドス黒い低い声で話される。
昔の私だったら、怯えて謝っていただろう。
でも、私がこの世界に転生してから変わった…………。
だから、私は今、萌香に対しても少しだけれども強気でいられる。
｢…………不満しかないよ。
ねぇ、何でこの世界に来たの……？｣
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今回はここまでです！
新たなオリキャラの自己紹介させて頂きます！
年齢 13(主と同い年)
四年い組
容姿 貴方の嫌いな人を当てはめた見た目だよ♡
転生前で前桵と同じ学校で同じクラスメイト。
前桵を虐めるのを生きがいにしていたキチガイ。
好きな忍たま 綾部喜八郎
以上です！
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クリスタルウエハース(プロフ) - 雅さん» ありがとうございます！萌香の過去と前桵ちゃんの過去はいつか投稿する予定にしております！ (2022年11月14日 9時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - もう一人の転生者の人物内容はヤバイのかもしれませんけど、私は夢主＜前桵＞さんを信じます🙏『もう一人の転生者編』のお話も気になりますんで(笑) (2022年11月13日 10時) (レス) @page45 id: 1c0ab7b783 (このIDを非表示/違反報告)
クリスタルウエハース(プロフ) - 零さん» ありがとうございます‼️ (2022年11月4日 22時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年11月4日 21時) (レス) @page44 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 一体どうなるのかが、私気になりますけど！！続きが😓💦 (2022年10月12日 17時) (レス) id: 8f6b911d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風鈴 | 作成日時：2022年1月19日 0時
