72 お風呂に入った仲 ページ26
タカ丸「あれ？二人ってそこまで仲良かったっけ？」
綾部「だって、僕達は一緒にお風呂を入った仲ですもの〜ねー？」
ﾊﾞｯ!お前今、ここでその事を言うのかよ！
「ﾊｯ……お前何を……ｶﾞｼｯ」
タカ丸さんと立花先輩に両脇を掴まれ、少し綾部との距離を離した。
そして、小声で私の事を責め始める。
立花「おい、どういう事だ！」
タカ丸「そうだよ！」
「あの、誤解なんです！かくかくしかじか……!!!!!!」
私は何とか先輩達の誤解を解いた。
「そういうことなので、お互い裸は見てませんし、俺が女だということはバレてません！」
タカ丸「う〜ん……A君も喜八郎も何もやっていないんだね？」
「はい！」
立花「……まぁ、今回の事は目を瞑ろう。
さぁ、これ以上話し込むと喜八郎に怪しまれる」
「そうですね」
話を終え、綾部の方に向かう。
綾部「話は終わりましたー？」
立花「あぁ、では行くか」
全員「はい！/はーい」
そして、アルバイト場所に着いた。
今回のアルバイト場所はある農家の家だ。
仕事の内容は、この農家には子供が五人いて、子供の子守りと畑仕事をするのが私達のする事だ。
母「それじゃあ、二人ずつに分かれて畑仕事と子守りを交代しながらやってくれるかしら？」
タカ丸「分かりました〜、じゃあ、ペアはどうする？
僕は誰でもいいよ〜」
「俺も誰でもいいです」
と言っても、誰でもいいのがいちばん困るよな……｡
管理人、ルーレットで決めてくれねぇか？
管理人「任せとけ！」
あっ、ちなみに管理人の声は先輩達には聞こえない設定になってるんで理解のとこよろしく(メタい)。
一方その頃、学園内では……｡
久々知「ふぅ……朝から作る豆腐作りは気持ちいな〜」
ﾊﾞﾝｯ!
久々知「えっ、何……ﾊﾞｧﾝ!!」
戸を勢いよく開けられると、いきなり鳥の子が地面に転がっていき、爆破した。
滝のように白い煙が流れてくる。
視界が見えない中、ぐちょぐちょと何かを潰すような音がした。
久々知「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……あっ!!豆腐が……！」
煙が消えた頃には豆腐がぐちゃぐちゃにされていた。
だが、実行犯も視界があやふやだったのか、少しだけ姿が見えた。
久々知「あれは……前桵…………？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 176人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クリスタルウエハース(プロフ) - 雅さん» ありがとうございます！萌香の過去と前桵ちゃんの過去はいつか投稿する予定にしております！ (2022年11月14日 9時) (
レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - もう一人の転生者の人物内容はヤバイのかもしれませんけど、私は夢主＜前桵＞さんを信じます🙏『もう一人の転生者編』のお話も気になりますんで(笑) (2022年11月13日 10時) (レス) @page45 id: 1c0ab7b783 (このIDを非表示/違反報告)
クリスタルウエハース(プロフ) - 零さん» ありがとうございます‼️ (2022年11月4日 22時) (レス) id: 4cee83cf51 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年11月4日 21時) (レス) @page44 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 一体どうなるのかが、私気になりますけど！！続きが😓💦 (2022年10月12日 17時) (レス) id: 8f6b911d5b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風鈴 | 作成日時：2022年1月19日 0時
