小悪魔☆ハニーvol.31《T.MASUDA》

story1466＊JUN.M ページ16

松本潤side…









A「松本さん…松本さんてばっ‼」









ﾕｻﾕｻ..と揺さぶられて目がさめた。

「もう帰らないと怒られちゃう…」ってAが不安そうに隣にいる。









.




松本「あー…悪い。寝ちゃったw」

A「今お母さんにLINEしたから。今日こそ帰らないと怒られちゃうよぉ…。」









.







「早く早く…」って。
Aに急かされる。









.









そうだ、病院に来たんだった。









ｵﾚは大野に連絡を取り裏口を開けてもらうことに。
…どうやって連れて行こうとか。
いろいろ悩んでたけど…全く無意味w









.


松本「お前なんてLINEしたの」

A「貴久とご飯食べて帰るって…」









．







松本「あ。嘘つきー。」

A「仕方ないでしょ。貴久とじゃないと…許してもらえないんだもん‼」









．




へぇ…。
増田くん、好かれてるw

そんな嘘ついちゃって大丈夫なのか？








．








A「…ねぇ。ここなんの病院？」

松本「まぁ。行けばわかる」









病院前でｺﾞﾈられても困るし…
ｵﾚはAの肩を抱き寄せて裏口に回った。









．




ｼ-ﾝとした薄暗い裏口。
そこで釣り雑誌を読んでる大野。






.








白衣着ちゃって…先生してる姿。
ｵﾚ達に気がついてﾆｺｯと笑いこちらへ来た。









．






大野「遅いじゃん」

松本「悪ぃ…。」









．



ｵﾚ達を招き入れると
そのまま診察室へ。









．





大野「えと…とりあえずこれ。記入して？」

A「…？」

大野「簡単な問診♪」









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氏名。

年齢。

住所。

生年月日…









A「…ん？」

松本「どした？」

A「えと…」









.






Aはﾊﾞｯｸをｺﾞｿｺﾞｿ...。
中から出て来たのは。





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松本「手帳？」

A「ううん、日記。」









．





桜色の手帳ｻｲｽﾞの日記。






.








A「見ないでね。」








．




そう言ってAはﾋﾓの挟んであるﾍﾟ-ｼﾞを開き
ﾍﾟﾗﾍﾟﾗと戻る。









A「あぁ、そうだったw」









.






独り言を言いながら。









最終月経開始日…3月20日。









そう記入した。

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