34話 ページ38
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「俺なんてっ……校内10周走らされたんだ!しかも休憩無しだったんだぞ?!あと一週と言われていたら俺、死んでたかも。」
あの時の辛さを思い出したのか、ベイルは半泣き状態だ。
「死ねばよかったのに。」
端で聞いていたのか、ラミアがぼそりと呟き、ベイルは大泣き。
彼らの話を一部始終聞いていたルナは「ガルシア先生って、そんなに恐いんだぁ。……もっと弄ってみたくなっちゃったぁ。 あは!」とドSの雰囲気を醸し出して仕事ムードだ。
すると丁度ガルシアが部屋に入ってきた。途端に空気に緊張が走る。
「さて。全員いるな。では授業を始める……前に、サクヤ=フローディア。お前、なぜ魔法学の時間だけいつも居ない?」
皆の視線が一気に自分に向く。
「はは……気を付けますよ。すいません。」
ほぼ棒読みで感情が込められていなかったが、ガルシアは微かに眉間に皺を寄せていたが直ぐに授業を再開される。
軽い説明を受けて魔法練習が始まった。
先程から観察しているが、ガルシアもフィーネと同じくかなりの強者だ。一つ一つの仕草に一瞬の隙もない。恐らくSSランクは越えているだろう。
他の教師も見ていたが、フィーネと同様一瞬の隙もない。教師がこうならば、校長の実力はどのくらいなのだろうか。細身の校長は一見、か弱そうに見えるが戦闘で使う筋肉はきちんとついている。パワー、と言うよりも彼は速さで闘うのだろう。
サクヤの戦闘スタイルは、速さだ。武器はカマというところから、パワーの方だと勘違いする人は多いが。よって無駄な筋肉は動きの邪魔になる。だからサクヤもかなりの細身なのだ。ただでさえ女子に見える幼げな顔立ちなのに細身ならば余計女子に近づいてしまうのはやむを得ない。
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シャル♪黒猫大好き人間(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます!!私もこの表紙結構気に入ってるんです(笑)更新がんばりますのでこれからもよろしくお願いします(*`・ω-)ノ (2020年2月28日 23時) (レス) id: 6e2bf13c08 (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 表紙の蝶とか彼岸花とか凄く好きです!物語も、とても面白いです!更新頑張って下さい! (2020年2月28日 21時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな♪(プロフ) - 月の芋さん» ひ、久しぶりのコメントっ……!(T-T)ありがとうございます!更新は遅い方ですが、これからもよろしくお願いします!(^∇^) (2019年8月29日 22時) (レス) id: 0214723abe (このIDを非表示/違反報告)
月の芋 - あぁ!!なんて面白い作品なんだぁぁ!あ、すみません(._. 面白くて好きです!応援してます。続き楽しみにしてます!(`・∀・´ (2019年8月29日 20時) (レス) id: de5541b525 (このIDを非表示/違反報告)
如月唯奈(プロフ) - 今日から新しい時代が始まりました!今時代(?)こそ良いことが起こりますように!そして、この小説で一位をとってみたいなんて、贅沢を言ってみる(笑)これからもよろしくお願いします! (2019年5月1日 3時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャル(如月唯奈) | 作成日時:2018年10月24日 1時