�� ページ14
ASide
太輔の記憶が戻らない。
私は、父の会社に電話してある事をお願いした。
『すみません。進藤はいますか？』
受付嬢「失礼ですが、進藤社長になんの用でしょうか？」
『私は、進藤社長の娘のAって言います。』
受付嬢「社長のお嬢様でしたか？すぐにご案内します。」
すると･･･
秘「Aお嬢様？」
『今井さん。父は？』
秘「社長室におりますが･･･。」
トントン
父「誰だ？」
秘「社長。今井です!!」
父「今井か!?なんの用だ。」
秘「お嬢様がお見栄です。」
父「Aが？通せ。」
『パパ･･･。』
父「どうしたんだ？」
『パパお願い!!今･･･刑務所にいる吉岡奈々って言う人を釈放してあげたいの。だから･･･保釈金の500万円を貸して？』
父「お金を貸すのはいいが･･･理由は何なんだ？」
そして、Aは、父に全て話した。
父「事情は分かった。それでお前は･･･平気なのか？」
『仕方ないよ。私が思い続けていても･･･太輔の心にいるのは、私じゃなくて･･･菜々さんなんだから。』
父「A。俺はな･･･お前が幸せになってくれればそれでいいんだ。お前なら、きっと･･･その記憶を亡くした彼より素敵な人が現れるさ。何せお前は、俺の自慢の娘なんだからな。」
『ありがとう!!パパ。』
父「今井!!」
秘「はい。」
父「今すぐに･･･500万円を用意してくれ。」
秘「畏まりました。」
Aは、秘書の今井さんから、500万円を受け取り･･･菜々に会いに行った。
菜「あなた･･･太輔の？」
すると･･･Aは、土下座をしたのだ。
菜「どうしたの？」
『吉岡奈々さん。保釈金を今、払って来ました。これであなたは自由です!!それで奈々さんにお願いがあって来ました。』
菜「お願いって何？」
『藤ヶ谷太輔くんが、交通事故に遭って、記憶を亡くしてるんです。それで、今の太輔は･･･あなたの事を彼女だと言ってます。だから･･･釈放されたら･･･太輔ともう一度やり直してあげて欲しいんです。』
菜「あなたは、それでいいの？」
『太輔が幸せなら、私は･･･それでいいんです。』
菜「分かったわ。」
そして、刑務所から出たAが、自分のマンションに帰ろうとしたその時･･･
赤信号で渡ろうとしている小学生の女の子を見つけたAは･･･
『危ない!!』
”ドンッ”
女の子を庇ったAは、そのまま･･･トラックにぶつかり･･･血を流して･･･そのまま意識を失った。
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さゆ(プロフ) - 焦れったい!! 早く続きが見たい! (2021年12月26日 20時) (
レス) id: fd5a2875cc (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - 初めまして読ませて頂きました！私の彼はドSで素敵な王子様にハマってしまいました！私の彼はドSで素敵な王子様の続編や出会いを読みたいです (2021年10月23日 9時) (レス) @page1 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月23日 12時) (レス) id: ef78d539b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2018年7月23日 12時
