Still song for you 2 (ページ5)

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Story.53 ページ5

宮「電話越しのAちゃんの声って･･･透き通ってて可愛い声なんだね？」

千「ところで、ミツ？Aちゃんの部屋で夕飯食べるの？」

北「だったらなんだよ。」

宮「へぇ･･･。キタミツ、Aちゃんの部屋に行ってご飯食べるんだ。」

北「お前ら･･･何企んでるんだよ。」

宮「ん〜。多分･･･千ちゃんと同じ事？」

千「俺も行ってもいい？」

北「は？ダメに決まってんだろ？」

千「ねっ？いいでしょ？」

北「ダメだったらダメだ。」

玉「千ちゃん。安心しろ。今･･･Aちゃんから、了承貰えたよ。」

千「マジ？玉。ナイス！」

北「玉･･･おまっ･･･いつの間に･･･」

玉「だって、俺とAちゃんは、ミツと出会う前に、親しくなってたもんね。」

北「玉は、紗菜ちゃんの彼氏だったからだろ？」

玉「紗菜の事では、ずっと･･･相談に乗ってもらってたし。紗菜より、先に･･･Aちゃんと出会ってたら･･･Aちゃんが俺の彼女だったかもしれないしね？」

宮「お前･･･紗菜ちゃんが聞いてたら･･･マジやばかったぞ。」

玉「アイツ･･･嫉妬深いからな。」

北「とにかく･･･今日は、来るなよ。」

千「もう･･･Aちゃんに行くってLINEしちゃったよ。」

北「何･･･勝手にLINEしてんだよ。」

その頃･･･Aは、近くのスーパーで買い物をしていると･･･

奈「Aちゃん。」

『奈央子おばちゃん？』

奈「大きくなったね？」

『奈央子おばちゃんこそ･･･どうしたの？』

奈「美佐子に会いに来たのよ。」

『ママなら、多分のお兄ちゃんのお店にいると思うよ。お兄ちゃんの家で同居するんだって！』

奈「早速行ってみるわね？Aちゃん。気をつけなよ？」

『えっ？』

奈「夜道は、危ないから気をつけなさいって事。」

『はい。気をつけます!!』

買い物を終え･･･自分のマンションへ･･･。

カバンから、鍵を取って･･･オートロックを解除し･･･エントランスの中へ入ろうとしたその時･･･