Story.84 北山 Side ページ36
Aたちが沖縄に向かったのを見送りした俺達・・・
玉「行っちゃったね。」
二「あいつら・・・本当に行ったんだ。俺らを差し置いて!!」
彩「戻るわよ。リハーサルよ!」
マネージャーの彩菜が運転する車に乗り込み、撮影現場に向かった俺達・・・
北「・・・」
カメラマン「北山くん?調子が悪い?」
藤「北山。撮影中は、集中しろよ!」
藤ヶ谷とカメラマンの佐伯さんに俺は、怒られてしまったが・・・撮影中もAのことが気になってしょうがなかった。
佐伯さんの合図で、休憩になり、俺は・・・楽屋に戻り、スマホを見たが・・・Aからの連絡はなく・・・。
二「ミツ!!大丈夫だって!加奈たちが一緒なんだから。」
横「そろそろ・・・沖縄に着いたんじゃねぇーの?連絡してみろよ。」
横尾さんに言われ、Aのスマホに連絡した俺・・・
Pulu...Pulu...Pulu...
『もしもし!?』
北「(あっ!!出た。)」
『もしもし?みっくん!?』
北「A!!沖縄に着いたのか?」
『2時間前に着いて、別荘に着いたよ。』
北「俺らも明日から・・・コンサートだ。」
『頑張ってね?』
北「A!?」
『・・・何?』
北「ナンパされんなよ。」
『大丈夫だよ。』
北「4日後に、帰ってくるんだよな?」
『もち。それじゃ・・・また連絡するね?』
そう言って電話を終えた俺とA・・・。
Aの声が聞けて、安心した俺・・・。
横「ミツ。どうだった?」
北「出てくれたよ。」
安心したのも束の間・・・俺がソファーに座ったその時・・・二階堂の”・・・何だよ。これ?”という声が聞こえた。
玉「どうした。ニカ!」
二「今、加奈から・・・写メ付きのメールが送られて来たんだけど・・・」
藤「良かったじゃん。」
千「どれどれ?」
横「うわっ!!露出多めじゃん。特に・・・茉莉奈ちゃんとAちゃんの服・・・ヤバくない?」
千「これ・・・玉とミツと宮田に見せたら、やばいんじゃねぇーの?」
二「だよな?」
北・玉・宮「・・・何がヤバいの?」
二「嫌っ?何でも・・・」
宮「加奈ちゃんから、写真が送られてきたんだろ?見せてよ。」
二「見ない方がいいって!!」
玉「いいから、見せろって!!」
二階堂の慌てっぷりや横尾さんの声につられて、俺と玉と宮っちの3人で、加奈ちゃんが送ってくれた画像を見た途端・・・俺たちは、唖然した。
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2020年2月3日 3時