Story.79 ページ31
──────────────プルル
着信”Aちゃん”
真「もしもし?」
『もしもし?真鈴ちゃん。もう一度教えて?お腹の父親は・・・間違いなく、隼斗くんなの?』
真「うん。間違いないよ。」
紗「隼斗って・・・誰?」
「美波ちゃんの実弟で、真鈴ちゃんの担任の先生。」
真「どうしよう・・・」
『隼斗には言ったの?』
真「先生には、言ってないよ。」
茉「真鈴。お父さんとお母さんには?」
真「まだ・・・言ってない。」
『真鈴ちゃん。私から、隼斗に言ってあげる。隼斗を美波ちゃんのお店に来るように伝えて?』
真「分かった。Aちゃん・・・。」
『大丈夫。私と茉莉奈に任せて?』
紗「私達も付き合うよ。」
『沖縄旅行・・・明日になっちゃうけどいい?』
加「そんなの気にしないの。沖縄旅行なんて、いつでも行けるんだから。」
そして・・・Aは、兄凌介のお店に・・・隼斗を呼び出した。
凌「おぅ・・・いらっしゃい。」
『お兄ちゃん・・・隼斗は?』
隼「よっ!!A。」
『隼斗!!何してるの?』
隼「何がだよ。」
『14歳の子を妊娠させたんでしょ?』
隼「何の事だよ。」
茉「とぼけないでよ。私の妹の真鈴を妊娠させたんでしょ?」
隼「は?真鈴・・・妊娠してるのか?」
『真鈴ちゃん・・・隼斗の子だって言ってるよ。心当たりないの?』
隼「当時付き合ってた彼女に振られて・・・自暴自棄になってた時・・・生徒の真鈴と1度だけ・・・関係を持った。」
茉「それって・・・いつ?」
隼「2ヶ月前。でも、1回しかやってねぇーよ。」
『やった時・・・避妊はしたの?』
隼「避妊はしてなかったかもしれねぇー。」
『どう責任取る気?真鈴ちゃん・・・まだ14歳だよ?』
美「隼斗!!今の話・・・本当なの?」
隼「姉ちゃん。ごめん・・・」
美「バカ。何で事したの?14歳の女の子を妊娠させるなんて・・・何考えてるのよ。」
隼「姉ちゃん・・・俺、どうしたらいいんだよ。」
真「先生。」
茉「真鈴・・・。」
真「先生!!大丈夫。私・・・この子。産まないから!」
『降ろすの?』
真「学校は卒業したいもん。それに・・・先生に迷惑かけられないよ。」
隼「すまなかった。避妊しなかった俺が悪い。」
真「バパとママに話して、明日・・・病院に行ってくる。」
茉「真鈴・・・」
そして・・・次の日・・・真鈴は、両親に妊娠した事を話して、行きつけの産婦人科で・・・中絶手術を行ったのだ。
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作者名:みぃーちゃん | 作成日時:2020年2月3日 3時