Story.74 ページ26
『ねぇー。お姉ちゃん!!何これ？』
彩「ん？サンドイッチ。Aが退院するまで、サンドイッチが食べれないでしょ？」
『だからって･･･そんなに買ってこなくても。』
彩「3日分はあるかな？」
『お姉ちゃん･･･買わなくても、ちゃんとお姉ちゃんの冷蔵庫に入れてあるよ。』
彩「えっ？そうなの？」
『それに、明日･･･退院できるし。』
彩「宮っち!!これ、あげるから。食べて！」
宮「そんなにいらないんだけど･･･玉。手伝って？」
玉「･･･パス。太りたくねぇ〜。」
宮「じゃ･･･ミ･･･」
北「俺もパス。Aの手料理がもうすぐ食えるから。」
宮「もう･･･みんな、薄情者!!」
茉「俊哉。私達が･･･手伝ってあげるから。」
『お姉ちゃんが、買いすぎるからいけないんだよ。』
すると･･･
??「Aちゃん!!」
『
海「看護師さんから、明日･･･退院するって、言ってたから･･･」
『うん。熱も下がったし、海くんだって･･･手術すれば、すぐにでも退院ができるよ。』
海「じゃあ･･･。手術受ける代わりに、退院したら、デートしてくれる？」
『デートは、出来ないけど･･･食事だけならいいよ。』
海「じゃあ･･･約束。」
”チュッ”
と言って･･･Aにキスをしてきた海･･･。
じゃあねと言って病室に帰っていった。
彩「A??今の人･･･誰？」
『白血病で入院してる宮地海くん。仲良くなっちゃってさ。』
北「あの子･･･Aの事、好きみたいだね？」
『そう？みっくん。もしかして･･･小学生に嫉妬してんの？』
北「ばっ･･･してねぇーよ。」
『大丈夫だよ。海くんは、私の可愛い弟ぐらいしか見てないから。それに、海くんが成人式迎えたら、私なんて･･･アラフォー女性になってるんだよ。』
すると・・・加奈が突然口を開いた。
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作者名：みぃーちゃん | 作成日時：2020年2月3日 3時
