鬼になった元柱【鬼滅の刃】

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『無惨さま！』

｢どうした、A。｣



無限城で色んな鬼と接した後に 上弦の鬼に会った。



『上弦の鬼に会いました！』

｢目を見たか？数字を見たか？｣

『弐と書いてました！』

｢…また童磨か。放っておけばいい。何か言われたのか？｣


『名前聞かれました！言ってないです！無惨様からの許可降りてないです！』

｢いい子だ。｣




無惨様は優しく私の頭を撫でてくれる。

無惨様の手は冷たいのに、何故か暖かく感じる。




｢Aの目は綺麗だな。｣




無惨様に負けないくらいの赤い瞳、その中に 零 と数字が浮いている。


無惨様が全てくれた。私のために、私のためにね。





『無惨様のくれた数字です！上弦の弐より上なんです！』

｢そうだ。上弦の弐よりAは強い。なんせ私の血が沢山あるからな。

早く人を喰えばいいものを。｣




人を喰えば、私の中にある なにか(記憶) が完全に消えてしまうと思うから。




『……人を喰えば、無惨様の血を貰えないでしょう、？』


｢そんなに私の血が欲しいのか。｣




全ては無惨様の為だから。





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