3人の朝 ページ2
ジジジジジッ
目覚まし時計がなった。時計が指している時刻は午前6時
そろそろ起きようか。と1階にある共有スペースへと向かった。
「おはよう」 といっても帰ってくる言葉はない
この時間に起きてくる人は俺の他に後2人と言った所
俺らの朝は決して早くない
だが遅い訳でもない。要するに日によるという事だ
任務が入れば早く起きるし、入らなければ一日中寝てることだってある
でも昨日は特に大きな仕事はなかったし、皆起きるだろう。
皆が寝ている間に朝ごはんを作ろう。これも俺の立派な仕事の1つだ
なんて思いながら卵を割っていると、階段から1人降りてきた。
「舘さんおはよう〜···」
「おはよう阿部」
「舘さん毎朝ありがとね」
「好きでやってる事だから気にしないで」
「さっすが舘さん」
まだ眠そうな顔をした阿部は洗面台へ顔を洗いに行った。
そうしているうちにもう1人起きてきた
「おはよ」
「照おはよう」
時計の短針は7を指していた
照は毎朝この位の時間に起きてランニングに行く。
「んじゃ行ってくる」
「行ってらっしゃい」
「あ、照いってらっしゃーい」
毎朝のルーティンといっても過言ではないくらい毎日同じ会話をして俺達3人の朝は始まる。
「じゃあ俺は司令室行くね」
「ご飯出来たら呼ぶよ」
「ありがとう」
阿部は届いた依頼の選別をするために司令室に入っていった
そうしているうちに照が帰ってきた
「おかえり」
「ただいま。今から起こしに行くとこ？」
「そうだねそろそろ起こそっか」
「ん、じゃあ俺ふっかたちの方行くわ」
「了解」
これも毎朝同じ。
照がふっか、ラウール、佐久間
俺が目黒、康二、翔太を起こしに行く。
まあお互いなかなか起きない奴が1人ずつ混じってる
だからそれは後回しにして。まずは目黒
扉を2回ノックして中へ入る
「目黒」
「ん、ああ舘さんおはようございます···」
目黒は起こせばすぐ目覚めるタイプ
次は康二か
同じように扉を2回ノックする
「康二。朝だよ」
「んん···」
「起きないと朝ご飯なしにするよ」
「んええ！ちょっ、起きた起きた！」
「おはよう康二」
「ん〜おはようダテ！」
康二はなんだろう、チョロい？
最後は強敵
扉をノックし、部屋に入りすぐカーテンを開け
声をかける
「翔太」
「···」
声は帰ってこない。
仕方ないので布団を剥がすと
「んん···？」
「おはよう翔太」
「ん、」
寝起きはやっぱり機嫌が悪いな
「下で待ってるね」
「ん」
さあ今日はどんな一日になるかな
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藤菜 - 初めまして！佐久間大好き！あべさくコンビも大好きです！この小説とても面白いですね！頑張ってください！応援してます！ (2020年4月11日 2時) (
レス) id: 624e77d1d4 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - Sakuさん» 読みづらさは感じていないので大丈夫です！ (2020年3月29日 22時) (レス) id: 8c112bdf37 (このIDを非表示/違反報告)
Saku(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます！18禁のフラグを立てるとどうしてもそうなってしまう見たいです(;;)読みづらかったらごめんなさい！(;;) (2020年3月29日 9時) (レス) id: e149bd1562 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 初コメ失礼します。翔太が○太になってるんですがこれは故意でしょうか？いつも拝見させて頂いてます！応援してます！ (2020年3月29日 6時) (レス) id: 8c112bdf37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saku | 作者ホームページ：http://Sakusaku
作成日時：2020年3月28日 15時
