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…雪があって良かった。
すると禰豆子が立っている姿が見えたと
思うと俺に飛びかかってきた。
鬼だ……。
禰豆子は今、鬼だ…。
急いで斧を構えて持ち手を
禰豆子にくわえさせる。
禰豆子が家族を殺したのか…?
いや、違う。禰豆子は六太を
庇うようにして倒れていたし
口回りに血のあとは無かった。
それに……もう1つの匂いが
家からしたんだ……。
炭「禰豆子!頑張れ禰豆子!!
鬼なんかになるな!
しっかりするんだ!頑張れ!禰豆子!!」
ポロッ
…泣いている?
まさか気が戻ったのか…?
そう思ったとき誰かがこちらに来ているのに
気づいた。
禰豆子を守るように抱き締めた。
…誰だ?
夢主は?
?「なぜ庇う」
刀だ……刀を持っている。
炭「妹だ!俺の妹なんだ!」
禰「う“ぅぅぅぅ!!」
?「それが妹か?」
男が近づいてきてあっという間に
禰豆子を奪われてしまった。
そしてまだ眠っている夢主も
あの男に奪われてしまう。
助けようと走ると
?「動くな。俺の仕事は
鬼を切ることだ。勿論、
お前の妹達の首もはねる。」
夢主までも鬼になっていたのか…?
全然気づけなかった……
炭「待ってくれ!まだ2人は
誰も殺してない!!」
炭「それに家にもう1つの匂いがあった、
嗅いだことのない誰かの匂いがした!
皆を……殺し……たのは
多分そいつだ!!」
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作者名:🖤ひら🖤 | 作成日時:2020年2月15日 9時