淡い恋心 其の参 【リクエスト受付中】

→煉獄杏寿郎・宇髄天元 ページ38

煉獄杏寿郎の場合


貴「煉獄さんの髪ってふわふわですよね」

私はその日煉獄さんとたまたま会って話をしていたが、折角なのでそこから近い私の屋敷に来て2人で話していた。その時ふと髪を見て思ったことを言った


煉「む。そうか？」

煉獄さんは自分の髪を見て言う



貴「私、結構真っ直ぐなんですよ。私に比べたら凄いふわふわでいいなぁと思いまして」


煉「ふむ…触ってみるか？」


貴「え？いいんですか？」


真逆の触らせて頂けるらしい
私はそっと手を伸ばして煉獄さんの髪に触れた


貴「予想通り凄いふわふわですね!!羨ましいです…!」

そう言ったが煉獄さんはじっと此方を見て何も発さない




貴「煉獄さん…？」


煉「あぁ…、すまないな。久しぶりに頭を撫でられて少し懐かしい気持ちになった!!人に頭を撫でられるのはいいな!!」


貴「ふふ、そうですか？頭を撫でられたりすると落ち着きますよね!!」


煉「そうだな！ならば…」



ｸﾞｲｯ



煉「これならもっとリラックス出来て落ち着くな!!」


私は引っ張られて煉獄さんの腕の中にいた
今更だけど、煉獄さんって結構積極的…!


貴「は…恥ずかしいです!!」


そう言って私は俯くと上から穏やかな笑い声が聞こえた



煉「(Aは無自覚なんだろうがなんの警戒心もなく男に触れられるなんてその内食われるぞ……俺にな。)」







✳

宇髄天元の場合


貴「宇髄さんって隊服の時と着物の時印象全く違いますよねー」

この日は宇髄さんの屋敷で妻である、須磨さん、まきをさん、雛鶴さんと話し込んでいた。所謂女子会である。



須「分かります…!私はどっちも好きです!!」


ま「確かに…結構雰囲気変わるよ」


雛「天元様はどちらもお似合いですけどね」


？「わーかーるぅ!!天元様派手なもの好きだから何でも似合っちゃうの!」(裏声)



全―？「「「「!?」」」」


なんかいきなり人が増えて私達全員が驚く
しかもよく聞いてる声で裏声だ



ま「天元様!?」


須「びっ吃驚しました…！」


貴「宇髄さん、なんで女子会なのにいるんですか…。それも自分で言っちゃって…」





宇「折角、Aも来てるんだし俺も一緒に話したっていいだろ」





地味に拗ねてる宇髄さんを見て私達は笑って一緒に話した。

その時宇髄さんが考えていた事なんて私は知る由もない




宇「(妻達とも仲がいいし、Aが良ければこのまま俺の妻にならねぇかなぁ)」




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