続き ページ29
貴「なんでいんの!?吃驚したんだけど!!」
心臓止まるかと思ったわ!
しかし当の本人はケロッとしていて
煉「む、すまないな。驚かすつもりは無かった!そろそろ風呂が沸く頃だと思って来ただけだ!!」
貴「あ、なるほど。まぁ部屋に行く手間が省けたからいいけどさぁ…とりあえず沸いたから入っていいよ。上がったら呼んでね」
そう言い立ち去ろうとしたが、杏寿郎に腕を掴まれた
貴「へ?」
煉「何処へ行くんだ。Aも一緒に入るぞ?」
ん??
今この人一緒に入るとか言った?何言ってるの?え。無理だよ…?(震え)
貴「いや…私は1人で入るから…」
煉「だかA。さっきくしゃみしていただろう?寒いのに我慢するな!」
いやそういう問題じゃないよ!?
男女が共にお風呂!?うちは混浴ではありません!!←
え、無理無理。普通に無理!!入ったら直視出来るわけない!!
煉「なんだ?恥ずかしいのか?今までそれ以上のこともし…「わー!言わなくていいから!」むぅ…」
なんてこと言うのこの人!!恐ろしい…!!
というか引き下がらないな!!
貴「あー!もう分かった入る…でも取り敢えず手離して。服持ってくる」
煉「それならもう持ってきたぞ!」
にこやかな笑顔のその手には自分の分と私の分が抱えられていた
いや出来すぎぃ…!
―――と、こんな感じでお風呂に入ったのである
挙句の果て杏寿郎の足の間に入れられそこに座らされました…
誰か助けて…直視無理
煉「それにしてもどうしてさっきからこっちを向いてくれないんだ?」
貴「えっと…」
私が言えずにモゴモゴしていると、頭上から笑った声が聞こえた
貴「なんで笑うの〜!」
煉「必死になっているAが可愛くてな!!」
貴「ッ!〜〜!!もう…!!」
恥ずかしいのを隠すように顔を膝に埋めた
煉「…」
ガプ
貴「ひっ、!何するの!?」
突然肩に噛み付けられ杏寿郎の方を向くとじっと獲物を捕らえるような目で見ていた
煉「…俺もまだまだだな」
貴「え……?」
煉「正直我慢できるかどうか心配だったんだが…お前が寒そうにしてたし俺も一緒に入りたかったからな。だがそうもいかないようだ。我慢ができない――――――俺に食われないか?」
最後の方は酷く低く虜にする声で耳元で言われてしまい、私は小さく頷くことしか出来なかった
お風呂から出るのが暫く経った後であったことは言うまでもない。
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刹那 - 無一郎くんで、夢主が怪我して一ヶ月程度寝てたあと、起きた時の無一郎くんの反応見たいです! (2019年11月10日 9時) (レス) id: 49e82e1275 (このIDを非表示/違反報告)
ナギリ - 時透くんで激甘お願いします! (2019年9月11日 18時) (レス) id: 1c37b94b47 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 苺大福さん» 分かりました!続編の其の肆の方で書かせていただきますね! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 千陽さん» ありがとうございます!ゆっくりにはなっているんですが是非これからも読んでいってください! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - リク失礼します!不死川実弥で夢主が死んでしまう夢を見た。って言う話をお願いします!毎回楽しませていただかせています!更新頑張ってください! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 99e8f5403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2018年8月16日 23時