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貴女side
貴「んッ…ふぁ……待っ…て……ぁ……」
猗「…んっ……黙ってろ…」
どうしてこんなことになったのだろう…
.*・゚ .゚・*.
遡ること1時間前
私は週に一度猗窩座と会うためにいつもの場所にいた
ここは森の中心部でここだけひらけた場所になっている
実をいえば猗窩座と付き合った場所でもある。それから此処がいつもの待ち合わせ場所となったのだ
大体いつも私の方が早く来るので、待っているのが少し今日は遅い
遠くにいたのだろうと解釈をし、大きな石の上に座って待っていた
ガサッ
近くの草が揺れる音がした
風はない。誰か来たみたいだ。人だったら食べればいい
けど、気配が違う
貴「どちら様で??」
?「その声はAじゃないかい?」
聞き覚えのある声、長身で頭に血をかぶったような模様があり、虹色の瞳。その中に数字が刻まれている
貴「童磨…久しぶり。」
上弦の弐 童磨だった
童「久しいねぇ。ところでこんな所に座って何してるの?」
貴「まぁ、人(?)を待っているんだよ」
童「あぁ…なるほどねぇ!猗窩座殿か!!俺も会いたいなぁ…。ねぇA俺も一緒に待っててもいい?」
察しがいい童磨はすぐ理解してくれたが、一緒に待つのか…
貴「私は構わないけど…」
これ喧嘩になるんじゃない?絶対猗窩座怒るよ??
まぁその時は逃げよ←
童「じゃあ決まりだねぇ!」
そう言って私の隣に座った
猗窩座を待っている間、久し振りに会ったので会話が盛り上がった
教祖の方も順調らしい
今度遊び行こっかな〜
そう思っている隅にそろそろ来る気配がした
立とうと思った時に童磨に話しかけられた
童「ねぇA。」
貴「何??」
童「髪にごみがついているよ?取ってあげる。」
貴「え、ほんと?なら、お願いしてもいい?」
そう思い近づくと何故か顎を持ち上げられて真っ直ぐ私を見ながらふわりと笑い、取ってくれた
童「取れたよ」
貴「ありが…!?」
お礼を言おうとした時に猗窩座がきて引っ張られ何故か怒っていた
童磨はヘラヘラしてるし、私は何がなんだか分からない
私は猗窩座に引っ張られるがままになっていた
童磨から離れる直前、童磨が呟いたことが私には理解できなかった
童「フフッ…嫉妬は怖いねぇ…」
・
あらら、童磨さん確信犯ですね〜
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刹那 - 無一郎くんで、夢主が怪我して一ヶ月程度寝てたあと、起きた時の無一郎くんの反応見たいです! (2019年11月10日 9時) (レス) id: 49e82e1275 (このIDを非表示/違反報告)
ナギリ - 時透くんで激甘お願いします! (2019年9月11日 18時) (レス) id: 1c37b94b47 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 苺大福さん» 分かりました!続編の其の肆の方で書かせていただきますね! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 千陽さん» ありがとうございます!ゆっくりにはなっているんですが是非これからも読んでいってください! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - リク失礼します!不死川実弥で夢主が死んでしまう夢を見た。って言う話をお願いします!毎回楽しませていただかせています!更新頑張ってください! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 99e8f5403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2018年8月16日 23時