続き ページ17
貴「お館様…?」
館「A、罰なんてそんなもの必要ないよ。Aの体が無事ならそれでいいんだ、本当に良かった。私もAに無理をさせてしまっていたようだ、本当にすまなかったね」
貴「そんな…！お館様が謝ることではありません…!!私の体調管理が原因だったのです…！ですから私に責任が…ギュッ…え…?」
突然お館様に抱き締められた
私は何が何だか分からずただされるままになってしまった
お館様は優しく耳元で囁く
館「A、本当に気にすることないんだよ。私は宴の時途中からAの声が聞こえなくなったから、子供を連れて探しに行った。そしたら隣の部屋にAが倒れてると思ってしまってね。とても焦ったよ、だから蝶屋敷に運んで貰ったんだ」
貴「…なぜ…なぜ私なんかを探しに…?放っておいても良かったでしょうに…」
私は不思議でならなかった。
普通に考えてあのガヤガヤしている部屋で1人の声が聞こえないからといって探しに行こうとするなんて…
ただでさえ目が不自由だと言うのに
館「それはね、私がAの事が一人の女性として好いているから」
貴「え…?」
館「私には妻も子供もいるけど、初めてAを見た時不本意ながら惚れてしまったんだ。だからAのことは気になってしまうんだよ」
いけないことなのにね、とお館様は少し悲しそうに言った
私はそれを聞いて、正直嬉しかった
実をいえば私もずっと前から慕っていたのだ
だから私も素直に伝えた
貴「お館様…。実は私もずっと前からお慕いしておりました…。まさか同じ気持ちだったとは思いもしておりませんでした…。」
お館様は少し目を見開いた
館「私もだ…。Aもだったとはね」
貴「とても嬉しいです。しかし、お館様には妻のあまね様にお子様もいらっしゃいます。なのでこの事は私達だけの秘密に致しませんか…？私は気持ちを伝えられただけでもう十分なのです。」
館「…。そうだね、私は家族にもAにも傷ついて欲しくない。この気持ちはこれからも心に留めて行くことにしよう…。だから今だけは…」
そう言ってお館様は抱きしめる力を強めた
そして答えるように私も抱き締め返した
・
そうして私達は互いの気持ちをこの日に伝え、そして心に留め、私自身は新たなスタートとしてお館様に忠誠を誓った
館「Aこれからもよろしく頼むよ」
貴「はい！もちろんです！」
・
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刹那 - 無一郎くんで、夢主が怪我して一ヶ月程度寝てたあと、起きた時の無一郎くんの反応見たいです！ (2019年11月10日 9時) (
レス) id: 49e82e1275 (このIDを非表示/違反報告)
ナギリ - 時透くんで激甘お願いします！ (2019年9月11日 18時) (レス) id: 1c37b94b47 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 苺大福さん» 分かりました！続編の其の肆の方で書かせていただきますね！ (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 千陽さん» ありがとうございます！ゆっくりにはなっているんですが是非これからも読んでいってください！ (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - リク失礼します！不死川実弥で夢主が死んでしまう夢を見た。って言う話をお願いします！毎回楽しませていただかせています！更新頑張ってください！ (2019年7月23日 11時) (レス) id: 99e8f5403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫雨 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時：2018年8月16日 23時
