続き ページ16
〜数時間後
パチッ
貴「えっ…何処…」
あの部屋で寝てから数時間は経ったのだろうと予測はできたんだけど、何故か寝てた場所とは違う天井が見える
床で寝てた筈なのに私はベッドの上だ
それも…此処は…
貴「蝶屋敷だ…」
いつも怪我をした時はしのぶちゃんにお願いしてるからここに来るし何度かこのベッドの上で寝たこともある
でも一体なぜ…??
胡「!…Aさん!目が覚めましたか!」
貴「あ、しのぶちゃん…なんで私ここに居るの?」
胡「あの時、隣の部屋を見たらAさんが床で倒れてるのを見てすぐにここに運んできたんですよ」
皆さん心配していましたよ、としのぶちゃんは言った
はい、?
私、普通に疲れて寝ただけなんだけど…
貴「ねぇ、私倒れてた訳でも具合が悪かったわけでもないんだけど??勘違いしたのは誰!?」
勘違いされたことに少し腹が立ってしまい声を荒らげてしまった
胡「Aさん、貴女を見つけてくれたのはお館様ですよ」
貴「え…」
胡「お館様が貴女がいない事にいち早く気づき、この屋敷に運ぶように命じられました」
しのぶちゃんは宥めるように優しく答えてくれた
貴「大声出してごめんね、そうだとは知らなかった…私もあんな所で寝てたのが悪いよね…」
胡「私は大丈夫ですよ、気にしないで下さい。Aさんが何事も無くて良かったです」
貴「ッ…ありがとう!私お館様の所に行ってくる…!ご迷惑をお掛けしました…!」
そうして私は急いでお屋敷へ向かった
.*・゚ .゚・*.
トントン
館「入っておいで」
貴「失礼します」
館「…!Aかい!?体調は大丈夫かな?」
あぁ…本当に心配してくれたんだ…
貴「お館様、今日の宴の中お騒がせしてしまい申し訳ございませんでした…!私は体調不良でも無くただ疲労で寝ていただけでございます…、しかしあの様な大切な宴に穴を開けてしまい本当に申し訳ございません。何卒罰を…!」
言い終えた後私は土下座する勢いで頭を下げた
どんなことを言われるのだろう…
怒られるに決まってる…
そう思っているとお館様が口を開いた
館「A、頭をあげて」
言われた通り、私は頭を上げるとお館様はふわりと優しく微笑んでいた
・
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刹那 - 無一郎くんで、夢主が怪我して一ヶ月程度寝てたあと、起きた時の無一郎くんの反応見たいです! (2019年11月10日 9時) (レス) id: 49e82e1275 (このIDを非表示/違反報告)
ナギリ - 時透くんで激甘お願いします! (2019年9月11日 18時) (レス) id: 1c37b94b47 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 苺大福さん» 分かりました!続編の其の肆の方で書かせていただきますね! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 千陽さん» ありがとうございます!ゆっくりにはなっているんですが是非これからも読んでいってください! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - リク失礼します!不死川実弥で夢主が死んでしまう夢を見た。って言う話をお願いします!毎回楽しませていただかせています!更新頑張ってください! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 99e8f5403a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525
作成日時:2018年8月16日 23時