検索窓
今日:45 hit、昨日:11 hit、合計:480,292 hit

続き ページ12

何が起こったのか分からなかった

しかしそれを構うことなく兄上は耳元で話す



無「A、お前は私が鬼であることを知っているな?」


低く誘うように言う




貴「…はい。」



下手なことを言えば殺される…だから私は本当のことを言った



無「賢いお前なら分かると思った、流石だ。A、私が鬼になった今望んでいることが分かるか?」


貴「わ、かりません…。」


無「それはな陽の光の下で生きることだ、今陽の光を浴びれば死ぬ。だから、生きる道を探さなくてはならない。見つけるためには数が必要だ。私はお前を一番信用しているんだ。だから―――」




そこまで言われて分かった

私はこの男に鬼にさせられることを




無「鬼になってくれるな?A」




そう言われ顔を見ると、月に照らされ妖艶に笑う姿が酷く美しく見えた



これがダメだとわかっていても私は禁断なものに手を出さざるを得なかった




貴「分かりました。兄上…いや無惨様。貴方のお望みのままに…。」




そうして私は鬼となった―――



ここから私の歯車は狂っていった




☆.。.:*・°




その後、無惨様は時代と共に少しずつ自分の血で鬼を増やしていった

やがて無惨様直属の十二鬼月も出来た


しかし鬼になって数百年経っても青い彼岸花や太陽を克服する者は現れない



段々無惨様は苛立ちを覚え始めた




この頃からだった。私への扱いが変わっていったのは…。








部下の鬼が失敗したりすると、直ぐに私を呼び八つ当たりをする





ドカッ




貴「グッ…かはっ」



無「あぁ、A。何故こんなにも上手くいかないのか…。私には分からない。鬼殺隊も着実に力を伸ばしているというのに、葬れない。青い彼岸花は全く見つからない。どういう事なんだッッ!!」




殴り蹴り

鬼は再生するからということからなのか


何度も何度も永遠に続くような気がしていた






しかし落ち着いてくると、無惨様は我に返りすぐに優しくなる






無「大丈夫か?A。お前だけだ。お前だけなんだ私の陽の光は。いつまでも私の傍にいてくれ」


貴「っ…。勿論ですよ。無惨様…Aは貴方の傍に…。」







ほら。こうやっていつも優しくする。
だから私は耐えられる。








でも、このような事は日に日に過激になっていった









続き ※pink注意!→←鬼舞辻無惨 兄妹アイ ※アミシス様リク



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (253 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
496人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 短編集 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

刹那 - 無一郎くんで、夢主が怪我して一ヶ月程度寝てたあと、起きた時の無一郎くんの反応見たいです! (2019年11月10日 9時) (レス) id: 49e82e1275 (このIDを非表示/違反報告)
ナギリ - 時透くんで激甘お願いします! (2019年9月11日 18時) (レス) id: 1c37b94b47 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 苺大福さん» 分かりました!続編の其の肆の方で書かせていただきますね! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
戦国星光 - 千陽さん» ありがとうございます!ゆっくりにはなっているんですが是非これからも読んでいってください! (2019年7月23日 14時) (レス) id: a9364e4e28 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - リク失礼します!不死川実弥で夢主が死んでしまう夢を見た。って言う話をお願いします!毎回楽しませていただかせています!更新頑張ってください! (2019年7月23日 11時) (レス) id: 99e8f5403a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫雨 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shiu220525  
作成日時:2018年8月16日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。