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side K.Nozomu
ｰ8年前ｰ
『ほんっまにあんたは役立たずやな！
そんなことも1人で出来ひんの！？』
鋭い痛みが、頬を走る。
何度も何度も。
けど、僕が勝手にご飯を食べようとしたのが悪いんだ。
それに、お皿を落として割っちゃったから。
僕は役立たずなんだ。
だから、抵抗もせずに、只々耐える。
いつからやっけ、オカンが僕を殴るようになったんは。
ちっさい頃は、オトンもいて、姉ちゃんもいて。
4人で、ニコニコ笑っとったのに。
僕が7歳の時かな。
オトンと姉ちゃん、出ていってしもうた。
僕がいい子にしてへんかったからかなぁ。
気付いたら、オカンはいなくなっていた。
たぶん、前にお家に来た男の人のところに行ったんだと思う。
望「…流星、もう帰ってしもたかな…。」
僕の幼なじみの流星は、ちっさい頃からいっしょやねん！
いっしょにバーベキューもしたし、たくさん遊んだし…。
今日も遊ぶ約束しとったけど、もう1時間もたっとる。もう居ないかなぁ。
望「…でも、うちに居てもやることないし…。
公園行こ。」
どうせオカンは2、3日帰ってこない。
1人はつまらないけど、流星と居れば楽しいから。
望「いってきまーす。」
行ってらっしゃいなんて、返ってこないけどな。
流星と遊ぶべく、寒空の下、僕は半袖短パンで外へと飛び出した。
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百瀬 花楓(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言っていただけるなんて…嬉しい限りです！今後とも、よろしくお願い致します(*^^*) (2020年6月28日 8時) (
レス) id: 2a826d73c9 (このIDを非表示/違反報告)
のん - このお話ほんとに大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2020年6月28日 0時) (レス) id: 4b0daf74e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百瀬 花楓 | 作成日時：2020年5月11日 18時
