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side K.Nozomu
只ひたすら、飛んでくる銃弾を斬っていく。
最初は怖くて出来なかったが、1ヵ月もすれば出来るようになった。
望「…ふぅ…。」
5分間斬り続けて、ようやく銃弾の雨が止んだ。
すると、何処からか拍手の音。
拍手をした主は、1時間前に修練場に来た淳太だった。
俺は淳太に向かって、おとぎ話の王子様がするように礼をした。
まぁ、笑ってくれなかったのだが。
望「淳太、なんでここ居るの？」
中「別に。」
もう、素っ気ないなぁ…。
あ、でも！
拍手してくれたってことは、凄いって思ってくれたいうことよな？
よっしゃ！めっちゃ嬉しいわ。
中「何ニヤニヤしとるの。」
望「別にー？」
んふふ。このままもう1回やろかな。
銃弾のスピードを上げてみてもええかも。
中「のんちゃん。」
胸を弾ませていると、淳太に呼ばれた。
そちらの方を向くと、淳太は少し眉をしかめているような気がした。
望「どないしたん？」
中「…のんちゃん、焦ってるやろ。」
ドキッとした。図星だったから。
けど、どうして分かったのだろうか。
そんな素振り、見せていない筈なのに。
望「…そないなことあらへんよ。」
俺は平然を装った。
別に、焦っている訳ではないし。
中「…そう。ならええねん。」
淳太はエレベーターに乗ってリビングへ戻った。
俺は銃弾のスピードを上げた。
望「…周りを見る。集中する。全部斬る。」
小さく息を吐いた。
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百瀬 花楓(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言っていただけるなんて…嬉しい限りです！今後とも、よろしくお願い致します(*^^*) (2020年6月28日 8時) (
レス) id: 2a826d73c9 (このIDを非表示/違反報告)
のん - このお話ほんとに大好きです！これからも更新頑張ってください！ (2020年6月28日 0時) (レス) id: 4b0daf74e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百瀬 花楓 | 作成日時：2020年5月11日 18時
