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?「くるみお嬢様!!!」
くるみちゃんの執事も私たちのベンチの方に来た…
くるみ「高嗣〜遅いよ!!!ずっと待ってたんだから!!、」
高嗣、、、???なんか聞いた事あるような……
高嗣「くるみお嬢様〜ごめんごめん〜!!許して?」
くるみ「許さないって言ったら高嗣どうなるの?」
高嗣「そんなの…泣いちゃうに決まってます!」
くるみ「泣いちゃうとか、執事なんだからしっかりしてよね、、、もぉ。」
くるみちゃんと高嗣執事はいちゃついていた
「あの〜。」
くるみ「あ!!Aちゃんごめんね!この人は私の執事!!!」
高嗣「二階堂高嗣です〜!!!!」
……声でかい。笑
やっぱり、そうかもしれない。
私が話そうとしたら…
宏光「あれ?Aお嬢様の苗字も二階堂だったような……」
宏光がめっちゃ見てくる……
くるみ「え!!Aちゃんも苗字二階堂!?」
高嗣「え……………」
「え……………」
.
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.
.
.
.
.
シーン。静まり返った。
私の家族はママとパパとお兄ちゃん…。
ママが言ってた。
ママ「高嗣〜!もっとAと遊んであげなさいよ〜!」
お兄ちゃんである高嗣は
高嗣「や〜だよ〜!!!A怒って泣いてばかりだからめんどくさい〜!!」
そう言われて私は
「私怒りん坊じゃないもん!泣き虫じゃないもん!」
って涙目になりながら喧嘩してたことを思い出した。
ヤンチャでちょっかいばかり出してくるお兄ちゃん。
くるみちゃんと話してた時そう感じた。
本当に二階堂高嗣。あなたが私のお兄ちゃんなの?
.
.
宏光「お嬢様?」
「………え!?」
宏光に呼ばれて我に返った。
高嗣「まじ妹と似てて笑っちゃう〜!!!なんだよ〜あの考え込みすぎた険しい顔!!」
二階堂が私のちょっかいを出し始めた。
くるみ「ちょ!高嗣!!!」
二階堂の言っていた事が腹を立てた宏光がなにか言おうとしたが…
「何よ!それ!!考え込んじゃダメなの!?」
宏光の前に私が先に涙目でブチ切れた。
高嗣「ハイハイ〜申し訳ありませんね〜泣き虫お嬢様〜」
「………もぉ!知らない!宏光!!行くよ!!!」
二階堂執事の元を離れた。
二階堂高嗣は……やっぱり、私のお兄ちゃんなのかもしれない。
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時