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くるみ「Aちゃんの執事って、北山執事?」
散歩をしながら執事の話をすることにした
「え?なんで知ってるの?」
くるみ「知ってるも何も、私がお嬢様になった時から北山執事の事は知ってたよ!」
くるみちゃんが入る前から宏光はずっと執事をやっていたんだ。
「そうなんだね!!!」
くるみ「いいなぁ〜Aちゃんは、執事が北山さんだなんて」
くるみちゃんの言っている事がよく分からなかった。
「え?なんで??」
くるみ「北山執事はお嬢様の中ですごく人気な執事なんだよ!かっこいいというより可愛いし、不意に見せる笑顔、そして誰よりも優しくて…お嬢様みんな北山さんに自分の執事になってもらう為に必死なんだよ!」
そうだったんだ…確かに宏光は他の執事とは比べものにならないくらいすごい人だなって思ってた。
くるみ「Aちゃんは北山さんに選ばれたお嬢様なんでしょ?」
「え!あ……うん、そうだよ」
くるみ「えぇ〜いいなぁ〜!!北山くんに選ばれるとか…」
ん?宏光に選ばれる?……そういえば私まだ宏光の事何も知れてないんだった。
「私ね、まだ宏光の事全然分からないの。」
散歩をしている途中にベンチがあったからそこに並んで座って話していた。
くるみ「え!!!そうだったの!!!教えてあげよっか?」
「え!ううん!私から宏光に聞くから大丈夫だよ!」
そろそろ、宏光に聞いてもいいかなと思った。
「…ところで、くるみちゃんの執事さんは?」
くるみ「私の執事は…………」
宏光「Aお嬢様!ここにいたんですね!」
「宏光!?!」
私の事一生懸命探してくれたのかへとへとになっていた。
宏光「執事会議終わったのでいつものブランコのところにいるかと思っていて行ってみたらいなくて…探しましたよっ!」
「あぁ、、、宏光、ごめんね。」
くるみ「き、北山さん!!ご、ご、ご…ごきげんよう!!!」
くるみちゃんが急に宏光に挨拶をした。…すごく緊張していた。
宏光「そんなに固くならなくて大丈夫ですよ?くるみお嬢様」
くるみ「は、はい!!」
「宏光?くるみちゃんともぉ少し話したいからまだここに居てもいいかな?」
宏光「大丈夫ですよ。」
「ありがとう!!……で、くるみちゃ……」
?「くるみお嬢様!!!」
くるみちゃんの執事?
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作者名:らぁら | 作成日時:2019年8月21日 6時